N-576『わたしの中の他人』 アネット・ブロードリック

『わたしの中の他人』
◆アネット・ブロードリック
◆邦訳・1995.4.
◆原作・1994.

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記憶が戻らないまま、彼女はシェリーとしての
人生を受け入れ、家族の持つ古い城へと向かうことになったが…
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病院で意識を取り戻したとき、彼女は記憶をなくしていた。
付き添っていた男は夫で二人の子供がいるという。そして、彼女は家庭に嫌気が差し家を飛び出して行った直後に事故に遭ったのだと。
付き纏う違和感。だが、確かに自分はここにいて、写真の中で笑っている女性の顔は鏡の中いる自分の顔と同じだ。
カウンセラーは『あなたは自分の人生を後悔していたのでは？そして、人生をやり直すチャンスを与えられたのだと思うようにしてみては？』と告げる
彼女はその人生を受け入れ、自分の心の訴えるままに過ごし始めるが……

さすが！と言ってしまうストーリー展開でした。
綺麗にくるっと廻ってて漏れがありません。嫌なトコも無いし……
ただ、彼女の名前がどうしても記憶を取り戻した後と前とで違和感があって最後まで慣れなかった

『地中海の恋人』わたしの中の他人・情熱のアンダルシア
◆再販◆2003.6.（リクエスト）

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