T-298 『特別な願い』 ジーナ・ウィルキンズ

『特別な願い』
◆ジーナ・ウィルキンズ
◆邦訳・1997.11.
◆原作・1996.

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たとえ孤独に生きる運命だとしても
愛する事はやめないで。
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T-278『ただひとつの願い』のスピン。
と言うか表裏一体の一本のお話かと。『ただ一つの願い』が起・承だとすると、こっちは転・結。

そのホテルで一組の男女の双子が生まれた。母の特別な愛情を受け、奇妙な願い…或いは呪いをかけられながら。
25歳になった時、双子は陰謀とともに濡れ衣を着せられ殺された。
双子誕生から丁度100年後の1996年のバレンタイン、その物語は再度幕を上げる……

と言うわけで、前作ヒロインの兄と、ヒーローの双子妹のお話。幽霊の男性と孤独の影を背負った女性のお話。
双子の殺された事件解決が絡んでくるのでファンタジックと言うよりサスペンスかな？

いわゆる『幽霊』もの。
つか、一応ヒーロー・イアンの方が年下なんだけど……年下なのかなぁ？

ヒーロー妹・アンナが兄の事を知り物凄く取り乱しちゃう？シーンがあるんだけど、わけわからなくて事情においてけぼりにされるヒロイン・ベイリーが切なかったです（笑）

印象的で面白かったんですが、あわせて読んだ方がだんぜん面白かったです。

タグ：ジーナ・ウィルキンズ 『人外生命体』 『サスペンス』