D-1272『アヴィニヨンの再会』 スーザン・ネーピア

『アヴィニヨンの再会』
◆スーザン・ネーピア
◆邦訳・2009.1.
◆原作・2008.

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パリからアヴィニヨンへ。
熱い休暇はまだ始まったばかり……。
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夢に見ていたパリでの休暇。なのに、一緒に過ごすはずの妹は予定をキャンセルするし、着いて早々インフルエンザで寝込んでしまう。
休暇用に妹の雇主から借りたアパートから見えるパリの景色を楽しむばかり…そして、何度か向かいのカフェで見かけた男性をうっとりと眺めるばかり……
なんとか回復したパリでの最後の夜、思いきってヴェロニカはくだんの男性をナンパしてみた。言葉も半分通じないまま、二人で革命記念日の夜を楽しみ……奔放な一夜を共にした。
夜が明ける前にベットの抜けだし、部屋から逃げ……妹の雇主家族がいるアヴィニヨンに向かった。
アヴィニヨンに向かう駅やカーレンタル店で、何度かあの男性を見かけた錯覚に陥ったが、きっと自分の中の罪悪感と倫理観が見せた幻だろうと納得した時、
『これはこれは、なごやかな再会じゃないか！』
どうして私がつけてきたのかと責められなきゃいけないの！？付けて来たのはあなたじゃないの！？

実は、目的地が一緒だったと言うｗｗ
そして、身元も保証され(笑)　抗いつつも二人は結局熱い仲に。

この作品、何故か絵がずっと光崎圭先生のイメージで廻ってましたｗｗ
逆にイメージついたせいですんなり楽しめたのかもしれませんｗｗ
ほとんど無表情な印象なのに、『家族にはぼくが夢中だとすっかりばれていた』ってそんな！
色ボケしてたようにしか読めませんでしたが？(笑)

スーザン・ネーピアはイマイチ苦手な作家さんだったのですが、この厚さ（スペシャルエディションサイズ)だと、自分的ヒット作が多いです。
彼女の作品だと思うと『おいおい』的な設定でも楽しめるようになってしまった…

なによりエンディングがツボで何もかも持っていかれてしまいましたｗｗ
アナタどこの夢見る乙女ですか！

タグ：『一夜の恋』 スーザン・ネーピア

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