この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
D-1258『セカンド・ウエディング』 アネット・ブロードリック [◆シルエット・デザイア]

◆アネット・ブロードリック
◆邦訳・2008.12.
◆原作・2007.
====================
何度も忘れようとしたけど、
やっぱりあなたを忘れられない。
====================
グレッグのもとにその報せが届いたのは、同僚の気遣いだった。
2年前一方的に別れを告げられた妻が交通事故で入院したのだという。
重体で仕事も失い住む所もおぼつかなくなった彼女の為に、彼は同居生活を申し出る。
そして、彼女も今だ自分に対して無関心では無いと確信したグレッグは今度こそもう一度彼女を手に入れようと決心する。彼はまだ、彼女を愛していたのだ。
ちょっと二人の出会いと別れに疑問を持ったところでがっつりと過去話が挿入される形式のお話。
現代のお話が心理戦と家族観の問題なのに対し、過去話がサスペンス調を帯びているので個人的にはちょっとアンバランスで違和感が(汗)まぁでもあの展開だから二人が即急に結婚してその問題で離婚したのには納得。
そして、ヒロインの感じていたヒーローの問題が『やってくる』とは思わずびっくり(笑)
二人の問題とヒーローの家族観の問題が心地よく絡まりながら解決する展開は気持ち良かったですーv
と、いいますか、エンディングのお父様とお母様にすべてをもっていかれましたー(笑)
タグ:アネット・ブロードリック 『復縁』
D-592『恋のレッスンABC』 オードラ・アダムス [◆シルエット・デザイア]

◆オードラ・アダムス
◆邦訳・1995.2.
◆原作・1994.
====================
スクープ写真をものにするつもりが、
二人っきりで山小屋に閉じ込められる羽目になるとは…
====================
ルーカスは取材費欲しさにタブロイド誌のスクープ写真を狙う事にする。
幸運にもマスコミを騒がせているセレブの隠遁写真を…しかもヌードでの入浴写真を手に入れた!
だが、これだけでは確実でないという取り引き先から更なる証拠写真を求められ、彼女を付けまわすうちに雪崩れに巻きこまれ……彼女と二人きりで電気も通わない山小屋に閉じ込められる事に。
そこで知る彼女の素顔に彼は惹きつけられる衝動を抑えきれず……
実はオードラ・アダムスのこれとは違った雰囲気のお話を期待して購入したので…ちょっと期待外れでしたが(笑)二人の感情と欲望(笑)の駆け引きが楽しい作品でした♪
途中ぐだぐだっとしてしまった感もありましたが、ラストの印象のよさにすべてが吹き飛びましたvv
ヒロインパパ素晴らしい……!!
なんだかんだ言って彼女を一番に愛しているのだとほろり。
ヒーローがラストはちゃんとヒーローなところも(笑)
黒田かすみ先生の手でコミック化済み。
ただ実は原作読んでから読もうと未読のまま……どこにしまったかしら(汗)
でも、イメージはぴったりなので楽しみです♪

◆コミック◆黒田かすみ
◆発行◆2010.7.
D-1324『天使の声が聞こえる』アネット・ブロードリック [◆シルエット・デザイア]

◆アネット・ブロードリック
◆邦訳・2009.8.
◆原作・1986.
====================
このままずっと、彼の視力は
戻らないのだろうか?
====================
看護師のエリーズは交通事故による意識不明の重体に陥った男性の担当をする事になった。
部下から聞く彼の人柄を知り、昏睡状態の彼に話しかけるうちにエリーズの心は個人的な彼への関心に傾きはじめる。
そんな時、彼の意識が戻る。
彼も、夢現のさなか聞こえてくる彼女の声に心を揺さぶられていて…その姿を一目見たいと願っていた。
だが、意識が戻りまなこを開いても彼女の姿は彼の瞳に映らない。どうも、事故の影響で視力を奪われたらしいのだ。しかし、体力を回復し手術を受ければまた光を取り戻す可能性はあるという。
彼は彼女にその体力回復期間個人看護師として別荘についてきて欲しいと求め……
彼女の香りと声色と触れ合う肌の感触で揺れる彼の気持ちがもうくすぐったくてくすぐったくてvv
自分の付けている香水で居場所を察知されて居ると思っていない彼女に彼女が声をかける前に声をかけて彼女がどきっとするさまとかももうたまらないですよvv
『視力が戻らないかもしれない』という重石が本来は強引な(笑・そこまでも十分強引だけど)彼が最後まで押しきれない気持ちも判るので…なかだるみのあたりのいらいら感もないのですvv
面白かったです~~vv(ごろごろごろごろw)
まわりの皆が微笑ましく応援してるところもツボでございましたv
ラスト前の秘書が神様に感謝する所とかw
ヒーロー部下の物語もないのかしら?実は発行されてたりしないかしら?と、思いつつまだまだアネット・ブロードリックの蔵書数が足りませんですッ!
D-430『つづきはベッドで』 リンダ・ラエル・ミラー [◆シルエット・デザイア]

◆リンダ・ラエル・ミラー
◆邦訳・1991.10.
◆原作・1990.
====================
積極的に迫ってくるのは、外見にひかれただけ?
いったいマークは私をどう思っているのかしら?
====================
カーリーは元ミスアメリカ。今まで外見を利用して上手く立ちまわる事が多かったが、ジャーナリズムの学位を取り記者として新聞社に就職が決まり生まれ故郷から離れて一人暮しをはじめたのをきっかけに自分をもっと出して行こうと決意した。
だが、憧れの敏腕記者からはデートに誘われるもぺーぺー以下扱いをされ、仕事はお悩み相談のコラム書き。恋も仕事も、本当にこれでいいのか悩ましいばかりだわ!
本当に心構えの出来ていない新人さんのヒロインが成長していく姿と、子供の養育権を掴もうと奮戦している最中に思いがけず恋に落ちてしまった男の姿が印象的な作品。
しかもその後、養育権に関する新展開やヒーローの記者以外の次の目標にヒロインが先走ってしまったせいで問題が起きて……
二人の恋愛以外の展開の方が印象的でヒーローは結局外見以外のどこに惹かれたんだっけ?っと思わずなやんでみたりwヒロインが彼に惹かれるのはもう納得なのですが!それと、ヒロインも付合えば惹かれる事は納得の女性なんですが…かなり冒頭からヒーローが傾倒しているのがなんでだったのか汲み取れないままだった……中後半は兎も角、冒頭のヒロインはもにゃもにゃ…
それさえ乗り越えられれば(笑)次々に起こる新展開が面白くてはらはらして人情深くじんわりくるいい作品でした♪

◆再販◆2002.8.(リクエスト)
D-792『禁断のプロポーズ』 パティ・サリエ [◆シルエット・デザイア]

◆パティ・サリエ
◆邦訳・1999.4.
◆原作・1998.
====================
社内恋愛厳禁!恋した二人は
副社長を狙うライバル同士。
====================
エレナは経済的な事情でどうしても副社長のポストを手に入れたかった。ところが、副社長候補はもう一人いて彼女より経験のある男性。しかも……社内恋愛厳禁なのに、彼を一目見た途端、ときめきが収まらない!
そんな思いを振り払って、少しでも優位に立とうと顧客獲得競争を提案する。
これから、競い合う二人なのに、彼も彼女の事から目が離せなくて……
しかも!お節介な身内によるデートサービスを使ったブラインドデートでも顔を合わせる羽目になり……
大人っぽくて素敵なカップルのお話なのですが…何故か展開がコミカルというかコメディというか。
文章構成もあいまって落ち付かない。
ただし、この落ちつかなさ加減が二人が惹かれ合う焦燥感とも取れるので読んでてはらはらどきどき。
出てくるキャラクター達すべて愛らしくて(笑)生き生きしててとっても楽しい♪
ヒロイン妹とヒーロー伯母の顛末にはによによしてしまいましたv
しかし…ヒロインがもういっぱいいっぱいで必死必死なのに、ヒーローが余裕綽々で塩まで贈ってくるからもう悔しくて悔しくて!
しかも、彼はもう○○○○なのよッ!くー!
いっぱい食わされるけど(笑)
でも、こんな状態で競うのにもやもやが拭えなかった……
いろんな混乱が落ちついて迎えたラストにはほっとしたりにやにやしたり♪
でも、ヒーローとヒロインが別の会社に勤める事になったのはなんか勿体無いような(汗)
社長さん、変な意地?を張らない方が良かったのでは?
D-664『千五百年愛し合えたら』 ジュディス・マクウィリアムズ [◆シルエット・デザイア]

◆ジュディス・マクウィリアムズ
◆邦訳・1996.8.
◆原作・1995.
====================
発掘中に掘り出してしまった男は、
古代アトランティスの生き残り!?そんなばかな!
====================
天才考古学者のファロンはメキシコ国境に近い砂漠で不思議な青い光りに惹き込まれ、古代アトランティス人だという男を目覚めさせてしまう。
宇宙に行ってしまった仲間とコンタクトを取ろうとする男と過ごすうちに、女性としては素朴で純真なファロンはだんだん彼に惹かれて行き、彼もファロンの純真さに心を奪われて行く。
だが、二人は追いこまれて功を焦った軍人に麻薬取り引きのマフィアと関連があるとマークされており、執拗に追い込まれて行く。
もし、彼の事が世間にばれてしまったら……!!
展開はすごく面白かったです(笑)
設定がちゃんと凝っていて破綻がなくて引きこまれました。
が、イマイチ『アトランティス人の生き残り』と言う設定に乗り切れなかったのは確か(汗) これが、宇宙人や異世界人ならファンタジーだと頭から割り切れたし『そんなこともあるかもね』とも思う柔軟な(笑)頭の持ち主だと思っていたのですが……古代アトランティスはちょっと…(どう違うのかは突っ込まないで下さいw)
ただ、彼が『チョコレート』にハマって大量に食べちゃう様がおかしくておかしくて(笑)
(これも、最後には重要な設定の一貫として利用されていてさらに唸ってしまいました…)
ラストにエンディングが欲しかったのが悔しいっす~~
D-751『恋の瞬間』 ラス・スモール [◆シルエット・デザイア]

◆ラス・スモール
◆邦訳・1998.6.
◆原作・1997.
====================
彼女は無邪気なプリンセス。お年頃なのに、
女の自覚がないようで……
====================
僻地の大牧場に残されたのは、男だけの手によって育てられた無自覚で純真無垢な相続人と無骨な雇われカウボーイたち。牧場運営に支障は無いが、どうも纏まりにかけ……そして、若い彼女を持て余してしまっている。
カウボーイ達は相談して、牧場全体をまとめてくれる人を雇うことにする。できれば、彼女の事も引き受けてくれる事を期待して。
やってきた男は、しっかり牧場に根付き…そして、彼女に惚れてしまう。が、あまりにも純粋過ぎる彼女にどう手を出してイイか判らない。そもそも男女の機微がわかるのかどうか。
思い余った彼は、女性のことを教え込んでもらおうと妹を呼び寄せるのだが……
ヒロイン、純粋無垢でぽやんちゃんなのですが、とってもよく出来た子なのです! やってきた彼の妹(都会ではけっこうイケイケで嫌な女っぽい)がすっかり毒気を抜かれた末に、互いによい影響を受けあって、女性として成長するというエピソードも!
そんな展開から発展する二人の恋ににやにやしてしまいましたw
そして、ラストに向かって明るく楽しい展開になっていくところが楽しくて楽しくてvv
ただ、アメリカ西部の恋の駆け引きがよくわからんかった(笑) それ、私でもわかりませんから(爆笑)