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I-1948『アポロンと人魚』 レベッカ・ウインターズ [◆ハーレクイン・イマージュ]

アポロンと人魚 (ハーレクイン・イマージュ 1948)『アポロンと人魚』
◆レベッカ・ウインターズ
◆邦訳・2008.6.
◆原作・2007.

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仮面の下に隠された深い傷と脆い心。
そのことは誰も知らない。愛する人でさえも。
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ギリシアの事業家とアメリカ人の富豪の娘の物語。
はじめての出会いはヒロインが十五歳。ヒーローが二十八歳のとき。
その時少女は光り輝くアポロン神を、青年は波間から顔を出す赤い髪の人魚と出会った。

それから十年。

少女は結婚と離婚を経て、ゴシップ誌を賑わすわがまま娘となり、青年は冷酷な天上神となっていた。
母の死のあと、ヒーローの助けが必要になった彼女は彼に近づくが……

ココまで書くと、どろどろ~っとしたお話に感じますが、すっごくキュートで意地らしいヒロインです(T_T)
なんでこんな目に……
あぁ、彼女が十八になった時に二人が望んでいたように結婚できていれば(T_T)

話の解決方法がすっごくレベッカ・ウインターズ(笑・『花婿探し』を彷彿とさせるな~~)
私はこれが好きなんですが、はじめて読んだヒトは吃驚だったかとww

ど~~~~しても謎だったのが、ヒロインのはじめての相手は誰だったのか?
だって、ヒロイン元夫は「裏切ってない」んでしょ?
では、誰だ?
今まで処女だったって記述は無かったとおもうので経験済みのはず。
てか、痛ましい自分の無垢の死とあるので、ソレはあったはず。
だけどな~~~
終盤、話の流れから物凄い悲劇かと思ってびくついたけど、そうではなかったしな~
う~ん……

++++++++
「作物に小さなみみずがたかってるわ!何千匹も!信じられない!」
「本にのみはむしと芋虫の記述はあったけど、みみずのことは書いてなかったわ!」
「ほんとうにみみずなのか?」
「ほかに考えられないもの」
……ロマンスとは関係無いんですが、ヒロイン、可愛いなぁvv
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