『愛に惑うシーク』 寺館和子

『愛に惑うシーク』
◆コミック化◆寺館和子
◆原作◆アニー・ウェスト
◆発行◆2009.2.



クアルーム国の海辺で、ロザリーは絵を描こうとして苦しんでいた。
大好きだった絵が描けなくなったのには、理由がある。けれど、絵が描けないのは単に才能がないからだ。
そのとき突然、白馬に乗ったすばらしく魅力的な男性が現れた。その姿に目を奪われ、ロザリーは夢中でスケッチを始めた。
やがて彼は岸に戻ってきて、ロザリーのすぐ近くで馬を止めた。
「絵を完成させたいなら、ぼくの朝をきみにあげよう」
驚くロザリーに彼は続ける。
「きみの午後をぼくにくれるなら」
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覗き見男と盗み見女のロマンス…だわ～と、冒頭数ページ読んで思ってしまった……
いやいや、そんなことはないんですがｗｗ

乗り越えられず苦しんでいたヒロインの過去。その過去を知った時のヒーローの決断は……の、決断の部分がじんわりｖ　ハーレ展開的にありそうでない展開なようなｖｖ

線の細い中東の男…というとどうもイメージでないので（最近の中東の男性は線が細いんでしょうか？？TVとかみててもそんなことなさそうなんだけど（汗））寺館先生のような方がシークもの描かれるとほっとします（苦笑）
あとがきで寺館先生が『ロマンスのみ！』みたいな事を書かれてるんですが、ヒロインの過去が重い……う～ん（汗）

この作品、ヒロイン姉と夫の国王のスピンがあるようです。
R-2248『シークの略奪愛 』ロマンスもの～と言う観点で見ると、本作品のほうが面白そうだけど、シークものって考えるとスピンのほうが面白そうですねぇｖ

『愛に惑うシーク』
んでもって原作。未読。
◆発行◆2008.5.

ぽちっとお願いｖ

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