SSブログ

『ドルシアの王妃』  麻生歩 [◆ロマンスコミックス]

ドルシアの王妃
ドルシアの王妃 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)『ドルシアの王妃』
◆コミック化◆麻生歩
◆原作◆バーバラ・カートランド
◆発行◆2008.9.



自国の運命を背負い、政略結婚のため隣国ドルシアの王に嫁ぐことになった王女ゾシーナ。
しかし、プレイボーイで傲慢な王からは冷たくあしらわれ、深く傷ついてしまう。そんなゾシーナに救いの手を差し伸べたのは国王の叔父サンド伯爵だった。彼の優しさに心ときめくゾシーナだったが、それは決して許されない恋の始まりで・・・!?
====================

◇19世紀? ヨーロッパ南部

王の婚約者と摂政である伯爵の禁断の恋。
ヒロインの置かれている状況が苦しくて。
この状況で二人がどんどん惹かれあっていく過程が切なくて切なくて。
二人の交わす視線にどきどきはらはら。
溢れる想いを秘めておけずに口に出しちゃうヒロインに『あぁあぁぁ…(T_T)』と。もちろん諭されながら拒絶され……

こんな状態で二人はいったいどうなるの~~~!

もちろんロマンスコミックなのでラストはハッピーエンドなんですが……わかっていても!!
是非、このはらはらきゅんきゅんを体感して下さい!

作画はひらひらきらきらの麻生先生で、本作はさらにヒロインお人形度が増しております。が!ソレがイイ!(私的に麻生ヒロインイメージぴったり…)
そして、本作の一番の見所はヒロイン婚約者である王陛下。甘々砂糖菓子の中にぴりっとしたスパイスを利かせたような…v イイキャラだわぁ(棒読み)
………実は、この作品で一番評価が高いのは王のらんちきシーンでした。
このたった数コマでよくぞここまで腐敗ぶりを描き表せるものだと感動!本気で握り拳つくって『ヒロイン、逃げて~~!!』っと言いたくなりますもの。
また、これでヒロインの純情っぷりが浮き上がってきてきゅんきゅんv ほっぺがピンクがなんてはまるの……vv

なのに、読み終わったあと、何かが足りないな…と、思ったのは、シリアス展開なのでころころキャラクターがいなかった事らしいです。(必要無いですから!)

この作品、王道ではあるんですが、横道なのでw ちょっと読み疲れたな~と言う時に読むとすごく新鮮で面白いと思います!


ドルシアの王妃 (バーバラ・カートランドロマンス)『ドルシアの王妃』
◆発行◆1986.3.(バーバラ・カートランドロマンス)
◆再販◆1988.9.(バーバラ・カートランドツインロマンス)
◆再々版◆1993.6.(バーバラ・カートランド文庫)



nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。