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HS-68『裸足の伯爵令嬢』 レイ・ミュア [◆ハーレクイン・ヒストリカル]

裸足の伯爵令嬢 (ハーレクイン・ヒストリカル (HS68))『裸足の伯爵令嬢』
◆レイ・ミュア
◆邦訳・1999.7.
◆原作・1996.

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帆に風を受け、船は進む---
海へ、そしてイギリスへ!
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◇19世紀初頭・インド、カルカッタ

父の死、そして兄の死によって何もかも失ってしまったディナ。
叔父の都合により植民地インドに来てしまったが、こんな生活はもういや!早く適当な夫を捕まえてイギリスへ帰りたい。
そんな折出会った危険な男、アンソン・ソラージ。伯爵家の次男でありながら船乗りとして生計を立て、叔父からは近づく事を戒められた男。
なんとか誘惑して近づこうとするものの、目的を取り違えられて貞操の危機に陥ってしまう。
その場は許してもらったものの、きつい警告を受ける事に。
その直後、現れた熱心な求婚者は、危ない仕事をしているとソラージから警告された男……叔父はすっかり乗り気だ。
意に添わぬ相手との結婚から、そして怪しい社交界から逃れるため、ディナはソラージ船長の船へ密航し、イギリスへ帰ろうと目論むが……

はじめ、凄く自己中心的っぽいヒロインで、なんだか乗りきれないままでも読んでたんですが……大間違い!
すっごく面白かったですv
インドの社交界ものかと思ったら、大航海物語でした(汗) 摂政期モノを求めているヒトは要注意!

ちなみに、船はイギリスへは行きませんwww

逃げ出したあと、もう引けなくなり追い詰められた彼女が自立しようとする様と過程がすごく面白かったんですよ!
まさか、そんな職業?につく事になろうとは……
そしてだんだん魅せられていくヒーローと試される忍耐力ww 
波瀾に満ちた航海は無事終わるのか?

しかし、カルカッタの社交界?の流儀にあぜ~ん。これ、史実…じゃないですよね?(汗)
ヒロインが結婚したくなかった理由もありそうでなかったような(笑・ただの我侭じゃなかったのね…とww)

ラスト、彼女たちはその後も船に乗りつづけたんでしょうか??
一応、彼的には最後の航海っぽいことを言ってたんですが?



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