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HS-1『恋と剣』 エリザベス・メイン [◆ハーレクイン・ヒストリカル]

恋と剣 (ハーレクイン・ヒストリカル)『恋と剣』
◆エリザベス・メイン
◆邦訳・1996.10.
◆原作・1995.

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さらわれて北へ!
鷹の奴隷となった姫君の運命は……
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◇9世紀中盤・フランス

あらすじが絶妙にあらすじで素晴らしい……

ヒロイン、強くて気高い女性なんですが、ヒーローの前で最終的には(笑)素直に屈服しちゃうトコがイマイチ納得いきませんが~

しかし、ヒーロー、このヒロインの特徴的な名前を聞いてピンと来ても良さそうなものですが(笑)
アルシーアラインなんてそうそう転がってないですよ(汗・と、本人もヒロインの父に命名の由来を尋ねますが)
あ、逆に同じ名前の違う人を本妻に娶ることになったら悲劇か。

コミック版が大好きで、逆に原作を読むのが怖かったのですが……凄かったです!
原作も原作で面白かったんですが、コミック版はそれをほぼ忠実に収めた上に絶妙の間で話を詰めたり伸ばしたりしてある!(もう、読んでる最中そのことばかりがぐるぐるしちゃって感想が感想じゃなくてすいません(汗))

ざっくり削ったな~と言うのは、とある年配騎士ともと奴隷の結婚話とかくらい?『私の子を私生児にするものか!結婚するぞ』とww
あと、ヒーローの正体?をヒロイン母が察するか彼が仄めかすか~かな?コミック版のヒロイン母の表情が絶妙なのでこれはこっちで凄く納得。

血生臭いお話が嫌いでなければ是非読んでいただきたい一作ですv


恋と剣 (ハーレクイン・リクエスト (HR4))恋と剣 (ハーレクイン文庫)『恋と剣』
◆再販◆2002.6.(リクエスト)
◆再々販◆2006.4.(ハーレクイン文庫)

恋と剣 1 (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)恋と剣 2 (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)恋と剣 (ハーレクインプレミアムコミックス)『恋と剣』
◆コミック化◆はやさかあみい
◆発行◆2000.11.(全2巻)
◆再販◆2006.1.(プレミアムコミックス)


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HS-93『罪なき誘惑』 ヘレン・ディクソン [◆ハーレクイン・ヒストリカル]

罪なき誘惑 (ハーレクイン・ヒストリカル (HS93))『罪なき誘惑』
◆ヘレン・ディクソン
◆邦訳・2000.8.
◆原作・1999.

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一夜かぎりの愛人。
果たして、その代償は……。
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◇18世紀中盤・ロンドン

両親の死。兄の放蕩。一家の財産を食い潰そうとする兄を止めるためにロンドンにやってきたヒロインが見たものは、すべてをダンスタン卿にかすめとられてしまった兄の姿だった。
社交場に乗り込もうとする時に浮かれ女の姿をしていたヒロインを彼女の兄の愛人と思いこんだ彼は彼女に言い寄ってきて……彼女は一夜を彼と過ごす事を条件に借金の取り消しを求めます。が、その一夜のあと彼女が無垢であったことが彼にばれてしまい……

この展開に、ヒーローと対峙している同じく放蕩ものの男が絡んできて~

なぁ~んも知らずに『更正するぞ~結婚するぞ~』とか言い出すヒロイン兄に物凄い腹がたちます。えぇ。
深い理由を告げずに『理解しろ』とか言うヒーローにも腹が立ちますww
ヒロインがしっかりした良い娘なだけに(T_T) 幸せにしてあげて下さいよ??

ヒーロー妹の顛末にちょっと笑ってしまったww そりゃーヒーローも呆然としますってww
私的には『彼』は気になってた人だったので良い人が見つかってほくほくなんですが(笑)

罪なき誘惑 (ハーレクイン文庫)『罪なき誘惑』
◆再販◆2008.9.(ハーレクイン文庫)


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HS-307『甘美な略奪』 ヘレン・ディクソン [◆ハーレクイン・ヒストリカル]

甘美な略奪 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)『甘美な略奪』
◆ヘレン・ディクソン
◆邦訳・2007.11.
◆原作・2007.

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「きみと出会った日に呪いあれ」
男は憎しみに燃える目でローンを見た。
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◇17世紀末・スコットランド

なんというか、二人の状況が絶望的で。
どうしてこの状態でハッピーエンドとか考えられるの??と、愕然。
ヒーローはヒロインの事を自分の弟をなぶり殺しにした張本人だと思ってるし、ヒロインからすると彼は彼女の一族を破滅に追い込もうとする男……
結局はハッピーエンドにはなるんですが……歴史状況的にも『二人はいつまでも幸せに』って訳じゃないよなぁ~と、ちょっと切なくなりました。

ヒロインのヒーロー弟に対する誤解がこう言う形で解けると思わず愕然としつつ、そのシーン涙が出ました。
最後までヒーローはヒロインの事を愛しながらも憎まなければいけないのかと思っていたので……

読んですっきりしたけど、あんまり何度も読みたい話じゃないです(T_T)


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HS-89『スペインの鷲』 ゲイル・マリン [◆ハーレクイン・ヒストリカル]

スペインの鷲 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)『スペインの鷲』
◆ゲイル・マリン
◆邦訳・2000.6.
◆原作・1998.

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『妖精--あなたにぴったりだ。
美しく謎めいていて、人の心を虜にする』
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◇19世紀初頭・スペイン

ヨーロッパにナポレオン旋風が吹き荒れるスペイン。
フランス人の母とイギリス人の父を持つ私生児のヒロインは、ただ一人の身内であるフランス将校の兄を訪ねて一人でスペインへ。
だが、その最中に不幸に見まわれた彼女の前に一人のスペイン紳士が現れて……
敵国同士、二人は惹かれあってはいけないと自らに何度も言い聞かせますが……

二人が惹かれあう様と、言い出せない真実に身悶えます。

物語の半分くらいまで実はヒロインの兄は生きてるんじゃないかとずっとずっと願っていたのですが(T_T)
兄の恋人(これもちょっと吃驚)が出てきた時点で諦めた(T_T)

しかし、この後二人がどうなったのか凄く心配です……
帰る屋敷は無くなったし、ヒーローは戦争に行くって言うし、ヒロインは胸を張ってついて行くと言うし(汗)
ただ、屋敷は焼けたけど民意はあるし、再建の目処もあるし、史実から言うと戦争には勝つ?し……
だけど、戦争だものなぁ~

あ、あと、修道院に行くと言い張っていたヒーロー妹はどうなったんだろう?
結局まだ、いるんですが……彼女にも幸せになって欲しかったな~

この作家さん、邦訳はこの一冊だけのようなんですが…実はスピンがあったり……しないかなぁ?
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HS-41『偽りの婚礼』 キャサリン・アーチャー [◆ハーレクイン・ヒストリカル]

偽りの婚礼 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)『偽りの婚礼』
◆キャサリン・アーチャー
◆邦訳・1998.6.
◆原作・1996.

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ああ、それはニンフ、銀色に輝く森の精霊。
心奪われし裸身の娘が今、目の前に……
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◇14世紀中盤・イングランド

HS-27『望まぬ花嫁』のスピン。ちょうど前作ヒロインが嫁いでいった直後から物語ははじまります。
しつこい女性から逃げるように面倒な任務を買って出たスティーブン。
城へ向かう道すがら、近道をしようと迷い込んだ森で裸身で水浴びをする乙女と遭遇する。どんなに惹かれてもここで飛び出したら変態だ…と、任務が終わったあと彼女を探し出そうと決意する。
が、ようやっと城に辿りつき隣国の君主と領主の娘の政略結婚案を伝えたとき、森の乙女がその領主の娘だと知る。惹かれてはいけないと何度も言い聞かせるものの……
ヒロイン・フェリスは生まれつき体に障害を負っていた。その障害故に人々からは蔑まれ、母親からは正さなければいけない過ちのように扱われ、女としての幸せは望めないものと…いつかは修道院に行くものと諦めていた。
だが、スティーブンに魅力的な女性として扱われ…かつ、政略結婚のために魅力的な女性として振舞う事を求められているうちに……

ふたりが惹かれあいつつも状況のため絶対に気持ちを言い表わせなくてもうきゅ~~んとなります!
ヒーローも真剣に駆け落ちまで考えるんですが、彼女のためを思うとそんな事は出来なくて……

ヒロインの政略結婚の相手も実はすでに相手がいて妊娠していて(二人に向かって愛するのは彼女(愛人)だけだし、暗黙に密通は容認するとか言い出すしww)

そして、解決策を思いつくが即プロポーズ(笑)ヒロイン的にはすでに引き返せないと思っているので断るのですが……

しかし、ラスト間際にヒロインとヒーローと、ヒロイン元?婚約者が囚われるシーンがあるんですが……そこで過ごす最後の夜に隣の部屋?に元婚約者(しかもいろいろ裏切られ傷心)がいるのに二人でもにょもにょ
えぇ~っと(笑)
大体二人の初もにょもにょのシーンも『大事な話があるだけだから絶対欲望に流されてはだめよ!』と固い決意のもと彼の部屋に行くのにぱーんと飛んじゃうしww


エンディングでヒーローが自然にヒロインの歩調に合わせて進むシーンがあるんですがそのシーンにじ~~んvvv
ちょっとした事なんですが、凄く感動してしまいましたv


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HS-27『望まぬ花嫁』 キャサリン・アーチャー [◆ハーレクイン・ヒストリカル]

望まぬ花嫁 (ハーレクイン・ヒストリカル (HS27))『望まぬ花嫁』
◆キャサリン・アーチャー
◆邦訳・1997.11.
◆原作・1995.

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あなたは狼--憎むものには牙をむき
愛するものは命をかけて守る……
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◇14世紀中盤・イングランド

多数の崇拝者をひざまずかせつつも、さっぱり男性に興味がもてないヒロイン。
そんな彼女がはじめてときめいたのは兄の少年時代の友人。
こんな風にときめく人にはもう出会えないかもしれない……はじめて心惹かれる男性に出会った彼女はその彼との夕食が兄の公務で遅くなる事によって永遠に流れてしまう事が耐えられず、つい彼にその旨を伝えず時間通りに訪問させてしまう。
二人きりの食事……でも、彼女が兄がいない事を伝言しなかったせいですっかり彼の機嫌は下降ぎみ。
景気付けとばかりに煽り過ぎてしまったワインのせいで彼女はすっかり大胆になってしまい…そんな彼女の魅力にヒーローはすっかり篭絡寸前。---そして、そのシーンを兄とその客に見られてしまったものだから大変!
諸事情で王に『こんなことがあるようなら即結婚する』と、誓ってしまっていた彼は…
そして、彼女はまったく望まれることのない花嫁になる羽目に。

読者としてはこの状況でどうしてヒーローが即結婚に結びつけるのか良くわかるのですが、ヒロインとしては急展開だったろうなぁ~

ヒロインが出来過ぎってくらい素晴らしい女性で。この状況でなければ引きそうです(笑)
城の中を取りまとめる様、そして、ヒーロー私生児に対する対応……あの、ヒーローの仕打ちに絶えつつ(T_T) (男の人はベットでは積極的な女性のほうが好みのはず!と、前向きに初体験をしようとしたり(笑))
その子を『私たちの小さな宝物』と、表現してしまうシーンではじ~~んと来ました…その後、ヒーローもどんどん彼女との関係を深めていくことになり……
(このシーンでヒーロー私生児・ウィロウの将来のストーリーが読みたいなぁと夢想(笑)二人に愛されつつも私生児である事に引け目を感じているヒロインが出来あがりそうですwwしかも、彼女には…)

ヒーローがど~~~~~しても頑なにウィロウの出自についてヒロインに語らないのでその件でなかなか二人の溝が埋まらなくても~う。
ただ、ヒロインも一番最初に彼を引き止めた理由を言わないまま終わるんですよね~『はじめて心惹かれた男性があなただったから』なんですが。

ヒーロー弟とヒロイン(と○○)の関係?にもにやにやしてしまったww ただ、問題シーンがあんなオチでちょっとがっかりだったけどww
あ、あと、結婚するコトになった不祥事を起こした理由を結局告白しないままに終わったのも残念……

ラストで問題も綺麗に解決して終わるのですっとしましたv

スピンに HS-41『偽りの婚礼』があり、ヒロインの兄が主人公になります。

望まぬ花嫁 (ハーレクイン文庫)『望まぬ花嫁』 (ハーレクイン文庫)
◆再販◆2008.1.
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HS-256『婚礼の夜に』 エリザベス・ロールズ [◆ハーレクイン・ヒストリカル]

婚礼の夜に (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)『婚礼の夜に』
◆エリザベス・ロールズ
◆邦訳・2006.6.
◆原作・2003.

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初めての舞踏会、初めてのワルツ---
浮き立つティルダの心に、彼は冷水を浴びせた。
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◇19世紀・イギリス

いや~面白くって眠るのそっちのけで読んじゃいました!(正確には夜中に目が覚めて読み始めたら止まらなくなったww)

ティルダは両親もなく年の離れた夫とも死に別れ、今は未亡人。可愛い娘と領地で安寧に暮らしていたのだが、久々に呼ばれて叔父の家に行ってみると…期待していた和解ではなくいとこの付添人をするようにと言われ……
いとこがほぼ婚約したも同然の男性の名前を聞いて愕然とする。
それは、短い彼女の社交界シーズンの唯一の楽しくて…辛い思い出。
たった一度ワルツをおどっただけのハンサムな彼は、背の高過ぎる彼女とも丁度つりあい、そしてなによりユーモアのある会話で心も躍った。
だが、数日後、彼の心ない言葉を聞いて激しく傷ついたのだ。(実は会話の途中だった…)
その後彼女は養家の強い推しの末、四十歳近く年上の男性のもとに嫁ぐ事に……
だけど、実はヒーローも彼女のコトが気になっててその後何度も彼女を探したと言う!!(それは彼女に告げないと!!っとじたばたしましたよ~~)

若い娘と結婚する気だったヒーローが可笑しいww(ココで笑ってはいけません)
だんだんヒロインに惹かれていって揺れちゃうところも可笑しいww
そして、実は…(むにゃむにゃ)の自分のいとこに嫉妬www
でも、『彼女を愛しているんだ!』と思っても結婚は婚約したも同然の娘と…と、頑なに思いこむところにいらいらww

出来れば、
従弟との間に
『僕が結婚する予定の彼女(ヒロイン)になんて事を!』
『彼女(ヒロイン従妹)は僕を愛しているんだ!』
とか、微妙なすれ違いをやって欲しかった……

ちょっと上手く書けませんでしたが(笑)面白かったんですww
展開が絶妙でしたv
ヒロイン娘と過ごしていたヒーローがツボだったvv(雷の夜のシーンをヒーロー母に覗き見られたシーンは涙が……(なんでこんな所でww)

しかし、タイトルの『婚礼の夜に』
えぇ、婚礼の夜にあんなことがねwww まさかでした……確かに前振りはあってこの事件はどうするんだろうとは思ったけど……まさか……

黒田かすみ先生の手によりコミック化済み。
小説を読んでから読むつもりだったので、感想は読む前の感想w 
現行は読んだんですが、何処が削られてるんだろう(T_T) と、びくびくしていたらほぼ削らずにぎゅうぎゅうに詰めてあります~~ひゃぁ(汗)
その分情緒関係が置いてけぼりかも~
実はコミック化ずみなのをすっかり忘れてて(笑)読んでる最中は岸本景子先生の絵柄で読んでましたよww(でも、黒田先生で全然イイんですがv)

婚礼の夜に (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)『婚礼の夜に』
◆コミック化◆黒田かすみ
◆発行◆2008.10.



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