HS-228『聖剣に守られて』 デブラ・リー・ブラウン

『聖剣に守られて』
◆デブラ・リー・ブラウン
◆邦訳・2005.9.
◆原作・2001.

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少年の短剣は少女に託された。
彼女のお守りと引き換えに。
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◇１２世紀末・スコットランド

そして、１１年後。
二人は再建中の一族の領主とある一族の兵士に追いかけられていた女性として出会う。
互いに心引かれ合うが、彼は彼女の事が判らず、彼女は自分の秘密に惑う。
そして二人は否応なく運命と悪事の渦にのまれてゆく……

彼がいつ彼女の事に気が付くのかも～～～じたばたしました！
お守りを握り締めながら、ずっと愛してきて再会を誓ったあの少女と出会ったその時から惹かれ続けている彼女との間で揺れるヒーローがｖｖ
彼女の方は『彼は一度も会いに来てくれなかった…』（約束を守るつもりはなかった)のだともやもやｗｗ

しかし、なんども一緒に遊んで大好きだった彼女の名前を知らないと言うのは……(汗)
ストーリー展開としてはこの方が面白かったですけどねｖ
あと、彼には人の話は最後まで聞けと言いたいｗｗｗ

しかし、短剣の正体はちょっと……
これだとタイトルがおかしくないですかね？？彼の守り刀か一族の刀だと思ったのに……
と言うか、あらすじ等に『聖剣』となってますが、本文には聖剣云々はなかったような？？

HS-212『悲運の花嫁』のスピン。
発行は本作の方が遅いですが、時系列順には『聖剣』→『悲運』となります。
本作でグラント一族の一領主として登場したジョージ・グラントがヒーローになります。

私は『悲運』を先に読んじゃったので、あのジョージがこんなコトをｗｗと思いつつ読みましたが、スピンとしての繋がりは弱かったですね。彼以外繋がらないし。

ぽちっとお願いｖ

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