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『公爵の花嫁』 英洋子 [◆ロマンスコミックス]

公爵の花嫁
公爵の花嫁 (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)『公爵の花嫁』
◆コミック化◆英洋子
◆原作◆バーバラ・カートランド
◆発行◆2010.1.



没落貴族の令嬢アレタは、やむをえず先祖伝来の館をアメリカの大富豪とその娘ルーシー・メイに貸すことになった。そこへ大富豪の客としてスタッドハンプトン公爵が訪れる。
しかし、その公爵こそが、2年前の星影の夜以来ずっと、アレタが会いたいと願い続けていた男性だった。
紳士的で誠実な公爵……けれども、彼は既にルーシー・メイの花婿候補で…!?
====================

ナイチンゲールの囁く宵闇での二人の出会い。
星明りの中での束の間の逢瀬。束の間ながらも深く心に刻み込まれたそれは、その後激動の人生となったそれぞれの中で一つの道を作り……
そして、再会の時、二人の道は違っていたように見えたが……

星影の花咲き乱れる庭園での二人の出会いのシーンが凄く素敵なんです!
二人が惹かれあった様子…そして、それぞれが互いの姿を認識できていない様が読者にストレートに伝わってきて&庭園と星明りの美しさに魅せられて……うっとり。

その後繰り広げられる心ときめくシンデレラストーリー!
うぅ~vv
看病をしながらそっと告白するシーンが心くすぐられて……vv

で、この二人のキャラクターが自分の中での英先生のキャラクターのイメージとぴったり合っててそれも気持ちいい!
威風堂々としながらも優しくて包み込まれるような安心感のあるヒーローと、
楚々として儚げなのに芯があって愛らしいヒロイン。ぽっと照れるところなんか堪りません!

ちょっと物足りないとしたら、兄の物語が走り過ぎで欲求不満にww
でも、他の作品だとしたら押しすぎなくらいかもww(だけど、この二人いいのだ~vvルーシー・メイとヒーローの兄妹のような関係も大好き!)

気構えずに読めてすっと入って来ていつまでもじ~~んと残る。
何度も読み返す一冊になりそうですv


ナイチンゲールは歌う (バーバラ・カートランドロマンス)『ナイチンゲールは歌う』 (バーバラ・カートランドロマンス)
『ナイチンゲールは歌う;月光の妖精ジオーナ』 (バーバラ・カートランドツインロマンス)
『ナイチンゲールは歌う』 (バーバラ・カートランド文庫 (#31))
◆発行◆1987.10.
◆再販◆1990.4.
◆再々販◆1994.3.


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りらっくまま

これ、以前雑誌で読みました。(^-^)
でも、雑誌って分厚いですし、我が家では数ヶ月しか保管できないので、泣く泣く処分してます…… 。(;_;)
印刷物のコミックスも、雑誌ほどではないですが場所をとりますし、宙もハーレみたいに、いつか電子書籍で出してくれると助かるんですけどね~……。(^_^;)
by りらっくまま (2010-02-05 14:25) 

合歓木ゆん

>りらっくままさん
ロマンスティアラがWEB系に移行したり、ヤフーに電子書籍ページがあったり他には電子書籍があったりするので視野にないわけではないと思うのですが、いろいろ難しい問題があるんじゃないかなぁ?とか思ってます……
携帯書籍サイトはあったのに見つけられないし…

作品数もまだまだだし…紙書籍を売ってから電子書籍販売がスタンスであるのかも?(ハレコミはそうだったのです)とも思ってますが、どうなんでしょ?
期待したいですね♪
by 合歓木ゆん (2010-02-14 01:43) 

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