『届かなかったプロポーズ◆迷える婚約者』 サクヤカイシ

『届かなかったプロポーズ』
◆コミック化◆サクヤカイシ
◆原作◆リン・グレアム◇ジーナ・ウィルキンズ
◆発行◆2010.1.



大邸宅で住みこみの庭師をしているアンバーは、週末の客を見て驚いた。
ロッコ…!
彼は1年半前、アンバーがマスコミにふたりの関係を暴露したと勘違いし、彼女を一方的に捨てた男。当時アンバーは妊娠していたというのに…。
そして今、ロッコは「金目当てに上流階級の生活をスパイしているのか?」などとアンバーをののしり、解雇するよう家主に忠告してしまう!
(「届かなかったプロポーズ」)。「迷える婚約者」も同時収録。
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短編２作収録の『２in１コミックス』
両作品とも原作が短編なので、原作既読ですが不満は無いです。(展開はや！って感じるところは原作も展開が……)　むしろ、綺麗に纏めてあってほっくりですｖ
また、毛色の違うプロポーズ作品なので合わせて読むととても楽しいですよ～ｖｖ(むしろ無理矢理合わせてあるが…)
ヒロインも雰囲気違ってｖｖ
個人的にはサクヤ先生の色っぽいヒロイン大好き！でも、愛らしいキャラクターも捨てがたい……

◆『届かなかったプロポーズ』原作◆リン・グレアム
かなり典型っぽいリングレ作品(笑)
シークレットベイビーもので、ヒーロー先回りの押せ押せの末、誤解も先回り……
ラストのヒーローの盛り上がりがたまりません！
こういうの読みたくてリングレ漁ってたのよ！ってのがぎゅ～っと詰まってますｗ（詰まりすぎな感は否めないｗ）

上でも書いたけど、サクヤ先生の色っぽいヒロインがとてもいいのです！
色っぽいシーンもきわどくないのにどきどきものでｖｖヒロインの背中のラインとかうっとり～ｖｖ

◆『迷える婚約者』原作◆ジーナ・ウィルキンズ
タイトル通り、ハーレではちょっと珍しいマリッジブルーな物語。
そしてまた、それが二人同時に起きるものだからコメディに発展してしまって……
正反対な二人。でも、幼なじみであるがゆえにその正反対は所が魅力であり足らないモノを補う形になり、そして、きっと二人はこれからも一緒にいられるであろうと……ｖ
ヒーローの癖に対するヒロインの突っ込みがｗｗ　そして、ヒロインに対するヒーローの突っ込みは痛いｗｗｗｗｗくは！
なんか、酷いことも言ってたぞ！おい！

王族でも富豪でもないヒーローなので、物足りない人がいたりするでしょうか？しかも、幼なじみなのでかなり身近。
でも、コミック化されてない作品でこゆのシルエット系に結構多いです。またあるといいなぁｖ（好き）

一度はこんなお話も楽しんでいただきたいですｖ

なんか、この作品、サクヤ先生の作画が固いのです。
でも、子供の頃の二人が愛らしすぎて気にはならないんですがｗｗ


【届かなかったプロポーズ】（短編の１作として収録）
四つの愛の物語―クリスマス・ストーリー 2002
熱いクリスマス (ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊)
◆発行◆2002.11.
◆再販◆2007.11.

【迷える婚約者】（短編の１作として収録）
『婚約と結婚の間』
◆発行◆2007.8.

ぽちっとお願いｖ

タグ：サクヤカイシ リン・グレアム ジーナ・ウィルキンズ 『クリスマス』 『シークレットベイビー』 『誤解』 『幼なじみ』

コメント 2

私、ジーナのほうのヒロインが、なぜかゆんさん自身とかぶって読み終えてしまったのですが、なぜなんでしょうか…？（笑）
…………あーーー！そうか、ゆんさんの描く絵の印象なのかも。
この本買いましたが、最初の話より2つめのほうが私は好きです。サクヤカイシさんの絵は、確かにちょっと固く思いました。
男性が角度によっておもいっきりしゃくれですよね…。
あれ、妙に気になってしまった（笑）
by 安都士 (2010-02-05 17:55) 

＞安都士さん
あぁあぁあ！なんて光栄な！
というか、自覚がなかったんですが、もしかして私がサクヤ先生が好きなのそれもあるのかもｗ
自分の理想の絵柄に近いんだと……

２つめのお話、こういうのもっと読みたいですよねｖ

しゃくれ……硬さの一環で受け取ってましたｗ
by 合歓木ゆん (2010-02-14 01:49)