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『誘惑のパフューム』橋本多佳子 [◆ハーレクインコミックス]

誘惑のパフューム
誘惑のパフューム (HQ comics ハ 3-2 ニローリ・ルールズ 8)『誘惑のパフューム』
◆コミック化◆橋本多佳子
◆原作◆ペニー・ジョーダン
◆発行◆2010.4.



異国のシークがニローリ王国の次期国王!?
しかも、一般市民の私が王妃になるですって――!?
国王から皇太子の結婚相手として極秘で指名され、国のために愛のない結婚をすると決めたナタリア。ところが結婚準備で訪れたヴェネチアで、偶然出会った男性にひと目で心を奪われてしまい、しかも情熱のまま彼に身をまかせてしまった!!
まさか王宮で彼に再会するとは夢にも思わずに…。
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ミニシリーズ『ニローリ・ルールズ』第8話。最終話。
ジョルジョ国王の婚外子、カザールがヒーロー。

前作までがジョルジョ国王の孫たちが主人公だったので……家系図的に一段上にぽんっと戻ります(汗)

で、全作までで国王の孫たちがどんどん家訓にそむいて行って…誰が跡継ぎになるもこりゃ纏まらないぞ??っと、思っていたものを……家系図の根底からがっしゃーん!と引っくり返して大円団に持っていかれてしまいました(唖然)
さ、さすが、原作が最初と最後がペニー・ジョーダンだけの事はある……(このお家騒動こう持っていきたかったんだww)

しかも、一般市民からの花嫁。(しかも実は因縁の家系なんですが…いいの?)異国の王子。密やかなアバンチュール…と、てんこもり!
婚外子と言う設定だとがっちがちの王室の空気になじめないのではないか?と、7作目で明示した後に異国の王家で帝王教育をしっかり受けてきた婚外子…
なにより、国王の息子である事が…

二人の恋愛模様もとても戦略結婚がベースとは思えないほどドラマティック!
こ、ここは是非読んで楽しんで下さいvv

しかし、結局このはた迷惑な家訓は今回のお家騒動でも無くならなかったと言う事でしょうか? う~ん(汗)

作画はどんなテーマの作品でもそつなく纏めて下さる橋本先生。(えぇ、もう、ホントに…)
最近、お仕事詰まり過ぎられてるのかちょっと大味な感じの作画の時もあったのですが、本作は大味なりにがっちり纏まっていて気持ちいいv(個人的には淡く繊細さも感じられる作画の時が一番好きだったので~)
実は某女性キャラがぶっとんでてお気に入りww さすが橋本先生~


展開にも作画にも構成にもがつん!とやられた感じでございました~
お見事!

◆eBookJapanダウンロード◆
『誘惑のパフューム』


誘惑のパフューム (ハーレクイン・ニローリ・ルールズ)『誘惑のパフューム』
んでもって原作。未読。
◆発行◆2008.11.
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