『愛は運命のままに』 陽村空葉

『愛は運命のままに』
◆コミック化◆陽村空葉
◆原作◆ペニー・ジョーダン
◆発行◆2008.6.



亡くなった叔父の財産処分をするため、へーズルウィッチにやってきたクリシー。厄介者だった叔父のせいで、町ではクリシーを偏見の眼差しで見る者も多くいた。
そんな中、骨董品店で出会った店主ガイ・クックは優しく魅力的な人で、いつしか二人は惹かれあっていく。しかし、町をゆるがす強盗団のうわさが二人を引き裂き……！？
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マンガ版ミニシリーズ『パーフェクト・ファミリー』の三作目。
一体、何処に繋がりがあるのかは読んでのお楽しみｖ
あ、シリーズのキーキャラクター・クライトン家のジョナサンが相変らず出張っております（笑）

厄介ものの叔父の財産処分をするために町にやってきたヒロイン・クリシーは知らず強盗の一味の疑いをかけられ、それを知ったヒーローは彼女に強引に近づいて正体を暴こうとしますが……

ヒーロー・ガイが詰め寄る所がとても印象的なのは私だけでしょうかwww

でも、それ以外は、いつもの陽村先生（汗）
陽村先生はヒーローが逞しくかっこよくて、ヒロインは純真そうで好きなタイプの作風なんですが……如何せん、成長が見られなくて悲しい(T_T)
言いかえれば変わらなくて安定しているのかもしれませんが、でも、確か宙のコミック大賞でデビューだったはず。（その前の経歴を把握してないのですが（汗））
デビュー直後と言うならそれでも良いのですが、これだけ作品を重ねてその後完成度が変わらないと言うのはどうなんでしょう……試行錯誤感もないし…画面も薄いし……同じような外見のヒーロー・ヒロインなのは否めないし……
この方は、まだ、安定するには早いと思うですよ。

そんな感じがこの連作参加で浮き彫りになってると思います（苦笑）
ちょいと辛口かもしれませんが、出来れば、インパクトの薄さをもう少しカバーできる感じになって欲しいな～と思いますですよ～～


『愛は運命のままに』
んでもって原作。未読。
◆発行◆1999.4.
◆再販◆2006.6.

タグ：陽村空葉 ペニー・ジョーダン ［宙出版コミック］ 『休暇の恋』 『誤解』 『生別れの家族』 ◆パーフェクト・ファミリー◆