『シンデレラの素顔』 原ちえこ

『シンデレラの素顔』
◆コミック化◆原ちえこ
◆原作◆マギー・シェイン
◆発行◆2008.12.



名家の令嬢であるのに、身なりにもかまわず植物の研究に夢中なロージー。
家族の命令でむりやり舞踏会に出席させられた彼女は、珍しい蘭があるという夜の庭園に逃げ出す。
そこにはすでに1人の男性がいた。
暗闇の中語り合う二人は、いつしか気持ちが通じ合い、お互いの顔も見えぬまま口づけを交わしてしまって・・・！
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マギー・シェインと言えば、某吸血鬼ものが頭から離れないラブストリームの作家さんという印象があるのです。作品もサスペンス・富豪ものが多くてですね……
その、マギー・シェインと古典コミック系の原ちえこ先生のコラボ！？えぇ！？
……と、思ったのですが(笑)　よくよく見ると原作既読でしたｗｗ　思い出して納得。サスペンスミニシリーズの番外編の一作だったんですよね。短編３作の中でもこの作品が一番面白かったですｖ

この原作、ラブストリームの大型ミニシリーズ企画『闇の使途たち』（序章三作、本編十二作、続編六作、番外編１冊（短編三作））の番外編の一作にあたります。（序盤を読んで、本編積読中(笑)先日全部集まったｖもうちょっとしたら再読＆読破をするんだｖ）
本シリーズとはほとんど関係がない（本作ヒーローのミッチがどこかでちょろっと顔を出してたはず…）ので本作を気に入ったら本編をどうぞｖとは言えませんがｗｗ一応データとして紹介しておきます。

で、内容。
↑のあらすじの展開の後、二人は仕事の関係で再会。だが、母姉の陰謀で(笑)外見改造されてたヒロインは彼に気付かれないように願い、ヒーローはあのときの彼女を髣髴とさせるんだけど？と首をかしげる。

そして二人は互いが外見とも身分とも違う次元で相手を判断できる人間だと認め惹かれあい……
ヒーローのプロポーズのシーンがとてもツボでしたｖｖ　おいしいわｖｖｖ

ところであらすじ。『珍しい蘭があるという夜の庭園』というくだりは本編にないんですが（汗）

作画は私が語るほどではない（苦笑）原ちえこ先生。
現代ものなので衣装が気になるところですが（大変失礼）舞踏会のシーンと白衣姿が多いので違和感はなかったです。
本作、ヒロイン姉が原先生っぽくないキャラクターでお気に入りです(笑)
てか、ヒロインを変身させようと意気込む母と姉がいい感じでｗｗ

この原作、大好きなんですが、コミック作品を気に入ったから読んでみよう～と、思うと全体的にちょっと違った雰囲気なのでオススメできないかも？（短編集なので特に他の作品が…）

『月明かりの舞踏会』３話の内の１作。
んでもって原作。既読。
◆発行◆2005.5.

ぽちっとお願いｖ

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