D-1005『閉ざされた王宮』 モーリーン・チャイルド

『閉ざされた王宮』
モーリーン・チャイルド
◆邦訳・2003.10.
◆原作・2002.

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この閉ざされた宮門は夢への入り口。
どんな邪魔が入ろうとも、必ず越えてみせる。
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ミニシリーズ『王冠の行方』七作目。
本作はシリーズの筋からはちょっと外れて王国の報道レポーターと警備員（王立情報局護衛官）。
今回の王家のどたばたが市井の民からみるとどういう風に映るか…のお話。

ヒロインはペンウィック王国の民放のテレビレポーター。今回の事件の詳細を求めて王宮にインタビューを求めるが…すげなく門前払いされたその時…別れた夫であり王宮の警備をしているヒーローに再会し……縁と努力と危険の最中目的のものを手に入れる。
インタビューに成功するかと思ったその時、聞いては行けない話を聞いてしまい……

デザイアらしい熱っぽい展開が二人の関係にはまってて。
シリーズの他の話とは違う視点という点もカテゴリロマンスの切り替えが入りやすくて良かったけど……
二人の復縁話はいいんですよ。キャリアを求めたヒロインとプライドを捨てきれなかったヒーローがお互いを求め合う様は面白かったんですよ。
でも、シリーズ中の謎とか事件とかなんだか中途半端で終わってしまうのでかなり消化不良な感じ。
ヒロインのストーカー話も遠いところで決着が着くし…う～ん

ぽちっとお願いｖ

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