『暗闇のプワゾン◆全2巻』 光﨑圭 [◆ハーレクインコミックス]
『暗闇のプワゾン◆1』
『暗闇のプワゾン◆2』
◆コミック化◆光﨑圭
◆原作◆マギー・シェイン
◆発行◆2010.1.
映画監督を父に、映画女優を母にもつモーガンは、脚本家を目指していたが、両親を事故で亡くしたとたん、世間はてのひらを返したように彼女に背を向けた。うちひしがれるモーガンは、海辺の別荘でひとり執筆にうち込むことに。
ある日、彼女は古い日記を見つけた。そこにはダンテという男性によって、謎に満ちた美しい物語がつづられていた。
時間を超えて息づく物語を脚本にしたモーガンは、いつしか彼の存在を肌で感じはじめる。そしてある夜、ついに彼が姿を現し…!?
====================
原作ではこの作品はヴァンパイアもののスピン連作の1作になります。だいたいタイトルに『暗闇の~』とついているので判りやすいかと。
また、『宿命のヴァンパイア』シリーズともスピンにあたり(ですよね?)そちらのほうは秋乃茉莉先生がコミック化&文庫の挿絵を勤められています。
ストーリー的にはあらすじ&ヒーローのヴァンパイアとしての謎と怪しさを追い、追体験しながら進みます。
迫り来る謎と切迫感が光崎先生の圧倒的な背景作画と情景&構成で伝わってきてぞくぞくします!
光崎先生の画がすっごく苦手~と言うのでなければ是非一度は読んでいただきたい!
唯一の難点はヒロインと某キャラクターが『双子のようだ!』と、言われてもぴんと来ない点かと(汗)
………みんなおんなじに見えます(ノд・。)
ここがもっとはっきりしてたらすごく面白かったのになぁ~
で、あとがきは光崎先生の前作『パリの夜に捧げて』から続いています(笑) コレだけ読んだ人は…まぁ、判るかとww
(実は光崎先生のブログ大好きですvv バラの花と美味しいものと綺麗なもの…と、憧れのものばかりなんですものvv)
でも、ブログ読んでるとこの作品とても苦労されたようなのでその辺もうちょっと書かれても良かったのに……
『暗闇のプワゾン』(MIRA文庫)
んでもって原作。未読。
◆発行◆2004.10.
『暗闇のプワゾン◆2』
◆コミック化◆光﨑圭
◆原作◆マギー・シェイン
◆発行◆2010.1.
映画監督を父に、映画女優を母にもつモーガンは、脚本家を目指していたが、両親を事故で亡くしたとたん、世間はてのひらを返したように彼女に背を向けた。うちひしがれるモーガンは、海辺の別荘でひとり執筆にうち込むことに。
ある日、彼女は古い日記を見つけた。そこにはダンテという男性によって、謎に満ちた美しい物語がつづられていた。
時間を超えて息づく物語を脚本にしたモーガンは、いつしか彼の存在を肌で感じはじめる。そしてある夜、ついに彼が姿を現し…!?
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原作ではこの作品はヴァンパイアもののスピン連作の1作になります。だいたいタイトルに『暗闇の~』とついているので判りやすいかと。
また、『宿命のヴァンパイア』シリーズともスピンにあたり(ですよね?)そちらのほうは秋乃茉莉先生がコミック化&文庫の挿絵を勤められています。
ストーリー的にはあらすじ&ヒーローのヴァンパイアとしての謎と怪しさを追い、追体験しながら進みます。
迫り来る謎と切迫感が光崎先生の圧倒的な背景作画と情景&構成で伝わってきてぞくぞくします!
光崎先生の画がすっごく苦手~と言うのでなければ是非一度は読んでいただきたい!
唯一の難点はヒロインと某キャラクターが『双子のようだ!』と、言われてもぴんと来ない点かと(汗)
………みんなおんなじに見えます(ノд・。)
ここがもっとはっきりしてたらすごく面白かったのになぁ~
で、あとがきは光崎先生の前作『パリの夜に捧げて』から続いています(笑) コレだけ読んだ人は…まぁ、判るかとww
(実は光崎先生のブログ大好きですvv バラの花と美味しいものと綺麗なもの…と、憧れのものばかりなんですものvv)
でも、ブログ読んでるとこの作品とても苦労されたようなのでその辺もうちょっと書かれても良かったのに……
『暗闇のプワゾン』(MIRA文庫)
んでもって原作。未読。
◆発行◆2004.10.
私も光崎先生のブログが好きで、バラの写真はこっそり(^^;ゞ 楽しませていただいておりました。その影響なのか、我が家の今年のカレンダーは「パリのバラ」がテーマ(爆)で、一月から十二月まで、全部バラです。(爆)(爆)
去年まではずっと和物のカレンダーだったので、雰囲気全然違いますけど、エレガントな気分に浸れていいですよ~。(*^o^*)ゞ)
確か、光崎先生は、去年はこの二冊の制作で大半を費やされたとブログで拝見したような……。
読者の立場からすれば、読み出すと、どんなにじっくり読んでも数十分で終わってしまいますからね……。作る側の漫画家さんたちに、心から敬意を表したいと思います。m(__)m
あ、ところでゆんさん、今しゃかりきでうちのブログに記事をどんどんアップしておりますが(^^;ゞ 、余所様からもリンクのお声がけをいただきましたので、こちらでもお時間にゆとりのある時にリンクしていただけると幸いです。m(__)m
by りらっくまま (2010-01-09 12:36)
>りらっくままさん
あぁvvいいなぁ!薔薇のカレンダー!!
薔薇は見るだけなら大好きなんですが…育てるとなると『夢』ですわ~(他の植物は現実なのに…)
切花は枯れてゆくのが勿体無くて……(笑・って話ずれてるww)
しかも光崎先生の視点がいいので写真もとても綺麗なんですよね~v
ですよ~
一年費やされた水面下のお話をもうちょっとお伺いしたかった……!
この作品なんか、一ページ一ページ気を抜くところも無いほど美しいですからねぇvv
<リンク
了解しましたvv
って、所で、コミック感想の項目がいいですか? 小説感想の項目がいいですか??
by 合歓木ゆん (2010-01-09 22:40)
>ゆんさん
リンクの件、ありがとうございます。
小説のストックもそこそこあるんですが、コミックの感想の方がついつい多くなってますね~。うーん、難しいなあ。(^_^;)
悩みますが、とりあえず今のところはコミックの方でお願いします。m(__)m
by りらっくまま (2010-01-09 23:07)
>りらっくままさん
分けなきゃいいんですがw でも、興味を持ちやすいかなぁ~っとw すいません(^_^;)
またリンク記事は書きますが、こそっとリンクしてみましたv
よろしくお願いします~♪
by 合歓木ゆん (2010-01-09 23:27)
他作品とは逆に期待してた分、
失望度が高かったのが本作。
ヒストリカル以外で久々の2冊組。
しかも、既に「フラッシュバック」という
実績のある光崎圭先生ということで、
今月の新作の中では一番に、
ここしばらくの作品中でも
最大級の期待を寄せていたのですが…
意外なほどダメでした(>_<)
お話は光崎先生の画風に合った
情感溢れるドラマチックな内容でしたが、
本質的な部分で合ってないんですよ。
私立探偵に警官、DPI(元CIAの外局)職員に
ヴァンパイアが入り乱れる本作は、
アクションシーンが多いのですが、
正直、光崎先生、動きのある絵って苦手ですよね?
こ指摘済みの双子の容貌についてもそう。
更に光崎先生、
人間の身体描くのもあまりお上手とはいえず、
特に裸体が全くダメ。
なので、
裸体に動きのつくHOTシーンがもう壊滅的。
MIRAはより大人向けの作品群なので、
濡れ場も当然のように挿入されてますが、
光崎先生の画だと
せっかくの色っぽいシーンが台無しで、
別の意味で泣けてしまうのですよ(/_;)
時々、作画レベルも構成力も水準以上なのに
HOTシーンが全くダメな先生がいらっしゃいますが、
光崎先生もそのお一人。
残念な話です。
で、また個人的にパラノーマルのハーレクインが
あまり好きではないというのも手伝って、
本作には更に点数が辛くなってます。
このシリーズをずっと書き続けていらっしゃる
マギー・シェイン女史を愚弄するつもりは
一切ないのですが、
こういう類のネタ、
日本では小説でも漫画でもいっぱいありますでしょ?
吸血鬼ものなら名作「ポーの一族」とか、
超能力者の戦いなら「幻魔対戦」とかね。
そういうのずっと見て育ってきた世代なんで、
ちょっとやそっとのパラノーマルでは
面白いと思えないんですよ。
しかも、ハーレの場合、
恋愛主軸でハッピーエンド縛りですから、
本来、それってバラノーマルに
馴染ませにくい設定じゃないですか。
光崎先生なら恋愛押しで、
パラノーマルの煩わしさを払拭して
別の満足感を与えてくれるかと期待したのですが、
無理でしたね。
何せ本作中最も印象に残ったのが
脇役のヴァンパイア、サラフィナでしたから(**;
光崎先生は恋愛以外の余計な要素が入らない
作品の方がいいですね。
光崎先生のヒストリカルは評価高いので、
そろそろまた描いてみて下さらないですかねぇ。
リージェンシーより中世物がいーなー♪
というわけで、
この作品に関しては私はおススメできないですね。
2冊組で高いし、どうしても読みたければ
電子書籍か古本でどうぞ、としか言えないです。
by まお (2010-01-10 21:35)
すいません。
こちらも書き洩らしてしまって追記です(__)
そう、光崎先生のあとがきも私はあまり…
ハーレファンはバラもお好きな方多いでしょうし、
光崎先生のファンなら、
先生の私生活や趣味に興味ひかれるでしょうが、
私はそちら方面に一切関心がないので。
作品あとがきなんだから、
制作とか内容について触れるのが
本来なんじゃないかと。
もっとも、あとがき1P丸々
言い訳に使われる方よりはマシですがね。
by まお (2010-01-10 21:55)
>まおさん
ん~やっぱり。
と言うか、特にこのお話(というかシリーズ?)は話を積み重ねて面白くなるタイプのお話だと思うので、ソレの期待感が少ないのが悲しいな~と、感想書き終わった後に原作の事を調べていての追記です。
HOTシーンに関しては逆にこのお話の場合、『熱いのに冷めている』感じがストーリーにあってて違和感とは感じませんでした。だって、ダンテがそんなに生々しかったら永遠を生きるものではないようなんですもの……
ついでにw 私的にはアクションシーン必須な中世ものより紳士の深い情熱なリージェンシーを期待したいですw あの丁寧な描きこみで是非!
by 合歓木ゆん (2010-01-28 11:54)