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T-492『仮面のささやき』 ナンシー・ウォレン [◆ハーレクイン・テンプテーション]

仮面のささやき (ハーレクイン・テンプテーション―Blaze (T492))『仮面のささやき』
◆ナンシー・ウォレン
◆邦訳・2004.5.
◆原作・2002.

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マグノリアの花が咲くとき
わたしはあなたのものになる。
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会社の旅行のパーティーの最中、聞いてしまった誘惑の囁き。
他の誰かのために囁かれた声だったのに、自分の中にたゆたってしまって仕方ない。
そのことに焦れているのを親友のニックに見咎められ告白してしまう。まさか彼がその相手だとは想像だにせず……

まさか、ヒーロー片想いものだとは思いませんでした……
彼女のファンタジーを知ってしまった彼は、恋する男性ゆえの暴挙で彼女のファンタジーを叶えてしまう。一度だけのファンタジーで終わるはずだったのに……

『男が愛する女性にどんな事をするか知ったら、きみも驚くよ』

あぁ、それは拙い、まずいって!と、思いながらも誘惑に抗えないヒーローにじたばたww
ヒロインの方は完全に情事だと割り切ってるし……でも、ヒーローは本気で向かってるんで気持ちが伝わってしまい~そして、現実生活の彼も漸く彼女にアタックすると決めてww

正体を明かした時の顛末とか、ヒロインの心理とか…でもこの話は結局ヒーローメインで終わった気がします~ さっぱりしすぎたヒロインに浸れなかったのかめろめろだったヒーローがおかしかったのか(笑)

あ、タイトル通り情事は『仮面』(或いは暗闇)で、『ささやき』でww
『声が判らなかった』のは思いこみと実際無理な事では無いので納得なんですが……最後の最後まで声を押さえつづけられたヒーローに乾杯(笑)


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りらっくまま(RelakkuMama)

「仮面のささやき」は未読ですが、私、この作家さんの「週末のファンタジー」は持ってます。この本のキーワードも、男女間のファンタジーでした。ファンタジーという言葉が好きな作家さんなんですかねぇ?(^^;ゞ
by りらっくまま(RelakkuMama) (2010-05-26 21:29) 

合歓木ゆん

>りらっくままさん
ここで言う性的なファンタジー(笑)はテンプテーション&ブレイズ系の作家さんがよく使う表現なんです~w 多分。
この作家さんのみならず結構読んだ気がします……(^^ゞ もしや日本語として表現しにくいのでしょうか(笑)とまで考えた事が……
by 合歓木ゆん (2010-05-26 22:17) 

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