『正しい結婚相手』 千村青

『正しい結婚相手』
◆コミック化◆千村青
◆原作◆キャスリン・ロス
◆発行◆2010.7.



結婚を意識していた同居中の恋人スティーヴンの浮気を目撃し、失恋したケイトは20年来の幼なじみニックのアパートへと駆け込んだ。
今はプレイボーイのIT企業社長としてならしている彼だが、兄弟同然に育ったケイトにとっては、誰よりも自分の気持ちをわかってくれる存在なのだ。子供の頃のように寄り添って眠りについたその夜から1か月後――親友の結婚式でスティーヴンと再会することになったケイトに、ニックは“恋人としての”エスコート役を申し出るが!?
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印象には残りづらいのですが、ほっとして…安心してはらはら出来る物語。
展開も決して派手ではなく、ヒロインとヒーローの気持ちを推し量りながら一緒にときめいちゃうような。

そんな作品内容なせいもあって、この作品のインパクトはなにより華麗で丁寧な背景～～ｗｗ
結婚式場とかどうしようかとｗｗ
人物と綺麗に融け込んでいるせいもあって何故かキャラクターより異国感溢れる作品背景とときめくようなあったかい気持ちが残るのです。
う、ううう、良い事なのかなぁ？(笑)

読んで間違いのない作品です。
海外ドラマを見ているような気持ちにさせられるのですｖ(こういうの求めてハーレ読む事もありますよねｖ)

この作品をはじめて読んだ時、千村先生にヒストリカルを描いていただいたらいいなぁｖｖと、思ったものでした。
綺麗で可愛くってゴージャスなものが見れそうでｖｖ(そして、リージェンシーのヒーローが嵌りそうでｖｖ)
ロイヤルものでも良いんですがｗ　(ん？節操ない？)

そう言えば。
この作品を最後に千村先生、カラーをアナログからデジタルに移動されたのですよね。(ちなみにこのカラー自体もちょこっとデジタルの処理が入っておられます)
やっぱりこうしてあらためてみると、アナログの塗りがすごく綺麗なので残念な気がしてしまいます～～(特に髪の毛！)　それまでの作品が単独表紙用のぱっと目の引く色使いだったのに、この作品は淡いカラーで…それがまた綺麗で。

時代の流れですかね～～


『正しい結婚相手』
んでもって原作。未読。
◆発行◆2002.10.

タグ：千村青 キャスリン・ロス 『親友』

コメント 2

この本買おうとおもってるんだけど、まだ未購入です。
千村先生のヒストリカルは私も絶対はまると思っている人の一人です。ぜひ描いて欲しいなあ。

デジタルってみーんな同じ雰囲気になってしまうので、私はコミックのカラーイラストはアナログをつらぬくべきじゃないかなあと思っている人です。
デジタルが時代なんだろうけど、少女漫画に関してはアナログ描きの作品の方が絶対魅力的にみえるし好感もてるんですよね…。
by 安都士 (2010-08-18 00:19) 

＞安都士さん
出会えましたら是非是非～ｖ
(*´ω｀)人(´ω｀*)お仲間が！　デジタル配信だった作品でヒストリカルっぽい展開があってそれもまたはまっていて期待が高まっております～～ｖｖ

デジタルもアナログもいいところはあるとおもうんですよ。どうしてもデジタルじゃないと自分の描きたい事が表現できないならデジタルでもいいとは思うのですよ。
ただ、デジタルはごまかしがきくところがアナログより多いので…アナログ画のほうが見たときに好感がもてたりしてｖｖ
個人的にはアナログで彩色されたものにデジタルで処理を足されるのが好みです（聞いてない）
by 合歓木ゆん (2010-08-28 23:16)