I-1915『愛を知るとき』 メリッサ・マクローン

『愛を知るとき』
◆メリッサ・マクローン
◆邦訳・2008.1.
◆原作・2007.

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
亡き親友の思いに応えるためには、
夫との離婚は許されない。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
姉とも慕う親友が夫と共に事故死した。
残された子供の養育はヒーロー・ヒロイン夫婦へと託された。だが二人は別居中で離婚へのカウントダウンも目前。
遺書によると二人が離婚していた場合、養育権はヒーローの元へ。孤児であるヒロインは彼女を決して手放したくない。と、なると離婚は問題外だ。
一方、彼女と離婚したくないヒーローは、その状況をさらに理想的なものへと運ぶよう努力しようとするが……

ヒーローの涙ぐましい努力にじぃんｖｖ
ヒロインの恐怖はわかるものの、どうして惹かれあっててこの状態で逃げようとするの～と、ヒロインに腹を立てるも……ラスト前、ヒーローの仕事状態を見た時に唖然。（あと、ちょっとづつヒーローの心理的問題点も出てはくるんですが…そんなに酷くないと思うし。それは育っていくものだから）
ヒロインはなんのために引っ越しましたか？あなた～？
離婚するって言われても仕方ないと思う……

勿論、ソレを乗り越え本当のラストへと展開するんですが。

二人が問題を一つ一つ乗り越えていく過程がとても素敵な作品でしたｖ

タグ：『復縁』 『遺産』 メリッサ・マクローン