N-388 『月が微笑む夜に』 ノーラ・ロバーツ

『月が微笑む夜に』
◆ノーラ・ロバーツ
◆邦訳・1991.5.
◆原作・1990.

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一方、ナターシャは、家族といながら熱い視線を向ける男に気づき、
不快感を丁重な態度の下に押し隠して、愛想よく近づいていった。
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『愛と情熱のスタニスラスキー家』のシリーズ一作。
スタニスラスキー家第一子、長女ナターシャの物語。

え～っと、カテゴリに分けちゃうと『シングル・ファーザー』かなぁ？

誤解からはじまる燃え上がるような二人の恋がいいんだ！
『奥さんと子供がいる前で私に誘いをかけるの！？』と、かっとなるヒロインがそれはもうvv

ソレと、ヒーローとヒーロー娘の関係がとても甘くてvv
ヒロインがその関係に惹かれ、そしてヒーローの内面に惹かれ、尊敬していく過程もいいんですよね～

で、二人が結ばれた後の葛藤も切なくて苦しい(T_T)
時々、何うだうだ悩んでるんだよ！って時もありますが…これはもう(T_T)
シングルファーザーのヒーローは勿論そうなるまでの傷を背負ってるんですが、もっと深い傷を負うているのはヒロイン……（これはここでは敢えて書きません～）

このシリーズの醍醐味の一つに家族の愛情と繋がりがあるんですが、やっぱりパパのユーリが一番かっこいいのはこの作品だと思うの！
『あなたとフレディーならいつでも大歓迎だ。うちの娘と結婚しなくてもね。』
だなんて、なかなか言えませんよ！
フレディーにめろめろなトコもいいんだけど（笑）

いろんな意味ではじまりの物語です。うん。
年上の二人だけあって、重たい話なんですが、ヒーロー娘・フレディーがとても愛らしいので場を和ませてくれますｖ

『愛と情熱のスタニスラスキー家』シルエット・シリーズ・スペシャルセットにて読了

『月が微笑む夜に』
スタニスラスキー『月が微笑む夜に』
◆再販◆1998.4.（プレゼンツ作家）
◆再々々販◆2010.11.（MIRA文庫）

『愛と情熱のスタニスラスキー家』 5冊セット
化粧ケースつきシリーズ５冊セット
◆発行◆2002.2.

タグ：ノーラ・ロバーツ 『誤解』 『シングルファーザー』 ◆愛と情熱のスタニスラスキー家◆