T-508『偽りのラブレター』 ジュール・マクブライド

『偽りのラブレター』
◆ジュール・マクブライド
◆邦訳・2005.1.
◆原作・2002.

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バレンタインのいたずらは、
恋の爆弾をかかえた天使におまかせ！
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作家競作ミニシリーズ『ベットを間違えて』の一作。
………なんですが、今まで私が読んできたこのミニシリーズの中で初めてイメージ通りの『ベットを間違えて』だったコトに吃驚（汗）

ヒーローは脅迫されているとある元上院議員の警護についたシークレット・サービス。
だが、何事もなく警護終了日が近づき…その最終日。ずっと興味がありそうな視線を投げかけていたその家のメイドを誘おうと彼女の部屋に電話をかけた。予定通りに彼女からOKを貰い、そのまま彼女のいるベットへと忍びこんだ。
そして、めくるめく情熱の夜を過ごした次の朝……彼とベットにいたのは奔放だと言う噂の元上院議員令嬢だった！　

奇しくもバレンタイン当日！
彼に振り向いてもらおうといろいろと画策していたヒロインの気持ちは彼の対応に天国から地獄にまっさかさまで………

……と、まぁ、夜這い相手を間違えたわけです。しかも、彼は噂に惑わされ彼女を男たらしだとおもってて評価は最悪。なので、間違いが判ったあとの対応も最悪。その目前には完全に相手を間違えたまま半分愛の告白をやらかすし……
も～～いくら後から彼女の本当の姿が見えてきたとは言え、後味の悪いまま突き進んじゃいました(T_T)
しかも、彼女の子供っぽい誘惑手段ははた迷惑以外の何者でもなく大騒動に……（いやもう頭抱えちゃう）

思い切って爆笑するくらいの気持ちで読んだほうがいいかと。（おいおい）
でも、纏め方は凄く良かったんですけどｖ
ただ、エンディングのあとの二人の生活がちょっと気になって物足りなかったです～～

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