LS-332『闇夜に口づけを』 スーザン・ブロックマン

『闇夜に口づけを』
◆スーザン・ブロックマン
◆邦訳・2007.7.
◆原作・1996.

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ハンサムな隣人の正体が……連続殺人犯？
紳士の仮面は、ついに剥がれた！
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半年前からはじまった連続殺人事件。
ある日、ヒロインはＦＢＩ捜査官の訪問を受ける。
「被害者が全員あなたに似た特徴の持ち主なのです。」

ほんとに、最後の最後まで犯人がわからなくて……ぎゃ～～～
あまり言うとネタバレになっちゃうので書きませんが。最後はちゃんとハッピーエンドです。
御安心を。
いや、今回わかっていても怖かった！！

ちょっとだけ書いちゃうと、よくある『犯人だと思っていたら、実は味方の諜報員でしたｖ』という落ちでは無いので！　
浮かび上がってくる犯人像がだんだんヒーローとリンクして……！
そして、ヒーローの奇妙な行動。
章の合間の犯人の自白シーンが物凄い怖い！！

でも、面白い作品ですので機会がありましたらぜひｖｖ
（積読が読めたので、これで月刊HQcomic2008年 09月号＆2008年 08月号にのったマンガ化作品（佐伯かよの著）が読めるｖサスペンスは最初にネタがばれると切ないからなぁｗｗ）

タグ：スーザン・ブロックマン 『シングルマザー』 『隣人』

LS-85『御曹司の恋人』 マリーン・ラブレース

『御曹子の恋人』
◆マリーン・ラブレース
◆邦訳・2000.4.
◆原作・1999.

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玉の輿を狙ったわけじゃない。
愛してくれた人が大金持ちだっただけ。
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D-815『美貌のぺてん師』D-820『プレイボーイの初恋』（コミック化済み）の関連作
前作で亡くなった富豪の跡取の子供を妊娠してず～～っと逃げまわってた妊婦がヒロイン。
彼女がヒロインって、一体どんなヒーローが！？だって亡くなった跡取、聖人君子見たいな人だったのに、それ以上の人物が！？と、思ってたんですが……（汗）

………生きていましたよ。富豪の跡取。
　　　
ストーリー的には、二人の出会いから妊娠に至った経緯がほぼ中枢を占め、回想が終わったあたりに事件の謎解きが…と言う感じ。
二人がめろめろになっていく過程が純粋でイイｖｖ
ただ、この回想の挿入のしかただと、ヒロインの『恐怖』が追いつけないままになっちゃうのが悔しい（汗）

このスピン連作、惜しむらくはあと２作邦訳されていないコト（汗）
どんな話かは想像がつくんですが、悔しいなぁ(T_T)
だいたいこのこれの前の２冊じゃぁラブストリームに繋がらないじゃないか（汗）
なんでこんな中途半端に邦訳を……
ソレとも、そんなに評価の低い作品群だったんでしょうか…

++++++++
「おやおや、眠れる森の美女が目を覚ますよ。まだ王子様がキスもしていないのに」
「あなたは……あなたは、プリンスみたいに見えないわ」
「人は見かけによらないことを、お互い学んだじゃないか」
………それどころか、あなたは幽霊にしか見えません。自覚して下さい（汗）

『億万長者との恋物語』―ベスと億万長者・御曹子の恋人
ハーレクインリクエストにて再販。
◆再販◆2004.11.

タグ：マリーン・ラブレース 『再会』

LS-323『時をさまよう恋人』 ヘザー・グレアム

『時をさまよう恋人』
◆ヘザー・グレアム
◆邦訳・2007.4.
◆原作・1993.

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気まぐれな時の扉が開くとき、
いにしえの貴公子がよみがえる。
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タイトル通り、タイムスリップもの。
ヒーローはアメリカ南北戦争における南軍の大佐。
ヒロインは歴史オタクの祖父＆仲間を持つ未亡人。

戦闘の最中に弟が負傷し、助けを呼ぼうと飛び出したヒーローは山の中で不思議な嵐に襲われる。その嵐が落ち付いたとき、気が付くと彼は北軍の野営地から馬に乗ってやってくる南部女性と接近遭遇する。
すわ、スパイかと彼女を取り押さえたのだが、実は彼女は南北戦争復元祭に参加していた友人を訪ねていった地元の女性だった……！
彼はなに！？これはお遊びよ？　気が違ったの！？

二人が互いの立場を認識するまで何度となく過去と未来を行き来してはらはら。
そのあとは、ヒーローが戸惑う様がツボでしたvv

南軍の英雄たちがヒーローの友人として出てきてちょっとどきどき（笑）
彼が戻らなければ、リー将軍は将軍となる前に死んでいたかもしれない！とか、彼の友人が某所で亡くなるコトを周知の歴史として知ってしまった彼の苦悩とか。
南軍は負けるのだ！と言う事実より、そんな彼らの死が重かったな……

ぎりぎりまで、ふたりがどう決断するのかわからなくてほんとにはらはらしました(T_T)
どういう結末になったかは読まれた方のみのお楽しみと言うことで。キーワードは紙オムツでしたよ（笑）
ヒロイン祖父が…な～……それでいいと思いつつも切ない……

タグ：ヘザー・グレアム 『タイムスリップ』 『ヒストリカル：アメリカ開拓期』

LS-256『愛すれど君は遠く』 シャロン・サラ

『愛すれど君は遠く』
◆シャロン・サラ
◆邦訳・2005.9.
◆原作・1991.

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孤独な彼女がはじめて愛したのは、
孤高の山に暮らす鷹だった。
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兄の身に危険が生じている……私の命も危ない！と、感じたヒロインは、昔兄のパートナーであり、現在は引退して山に篭っているヒーローのもとへ向かった。
だが、彼女は辿りついたとたんに意識を失い……
身を潜めている時に惹かれ会う二人と、その後の暗殺回避＆対決。
そして、現実世界へ戻った時の二人～～vv
そしてそして、黒幕の哀れな最後……

と、面白い作品でした（全く持ってなんのこっちゃ）

でも、彼の正体？はやり過ぎだとおもうですよ（笑）

タグ：シャロン・サラ 『エージェント』 『親友の妹』

LS-214『星からきた恋人』 マギー・シェイン

『星から来た恋人』
◆マギー・シェイン
◆邦訳・2004.10.
◆原作・1995.

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彼こそが、広い宇宙でただ一人の男性。
そう信じていたのに……。
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面白いお話でしたvv

話の末が読めなくてどきどきでvv
ハッピーエンドなのは判ってるんですが、どう収まるのかさっぱり読めなくてvv
え？そっちがそうだったんですか？とかあったり。

ヒロインは地球外惑星のお姫様。
ですが、その星の掟にどうしても馴染めなくて、昔父と来た同人類を祖とする地球へ逃亡。
そこには、以前一度来た時出会った『彼』もいるのだ……
彼の所に押しかけ女房するヒロイン（笑）
だが、彼は現在に至る段階で、優しい心を見失ってしまっていた。

いろいろ突込みどころはありますが、どんどん惹きこまれていくのでvv
異色なお話が苦手でなければ、おすすめですvv

タグ：『人外生命体』 『ドクター』 マギー・シェイン 『初恋』

LS-308 『捨てられた天使』 ルース・ランガン

『捨てられた天使』
◆ルース・ランガン
◆邦訳・2006.11.
◆原作・2001.

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彼は野心のために私を利用した……。
かよわい天使は悪魔との対決を誓った。
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ミニシリーズ『サリバン家の女神たち』三作目。最終話。
三女、セレストの物語。
そして、彼女が後継ぎだ……（笑）明言はされてないけど、そうだろう。うん。
三女が後継ぎというのも珍しいですねぇ？

カテゴリ的には『再会』『過去の恋』

ただ、なんてゆーか、その別れた傷がそんなに深くない感じがしてしまうのでむむむ？と、思ってたんですが。
結果を見て納得。
上のあおり文句完全にまちがっとります（汗）
野心のために利用した？
かよわい天使？
悪魔？

いや～ヒーロー・ドリューは高潔な騎士でしてよ？
戦姫の片翼の騎士に姫に見合う地位を無償で差し出そうとしたら高潔すぎて断られた感じかと。

そう言う感じでなんだか中世のロイヤルロマンスの現代版のような感じがしてしまいました（笑）
展開筋はね？
内容は全くそぐわないかもしれませんが（汗）

ただ、途中まで違った意味ではらはらどきどき。
あ、後継ぎの姫は何所へ行くの？嫁に行っちゃうのか？でも、婿には来ない気もするし？？と。

結論、読んでのお楽しみｖと、言う事で。（え？感想でほとんどばれてます？）
ただ、二人の相性ちょっと出来過ぎだい！とか思っちゃった（笑）

タグ：ルース・ランガン ◆サリバン家の女神たち◆ 『再会』

LS-305 『さすらいの貴公子』 ルース・ランガン

『さすらいの貴公子』
◆ルース・ランガン
◆邦訳・2006.10.
◆原作・2001.

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世界を飛び回る彼にとって、
恋愛は気晴らしにすぎないの？
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ミニシリーズ『サリバン家の女神たち』二作目。
次女、リズベスの物語。

ど～～しても、ほんわりしたスペシャル・エディションな話だな～と、思って読んでたらその印象のまんま終わってしまいました（汗）
一作目のせいでラブ・ストリームなのね（汗）
なので、この作品はあんまり裏のないハートフルストーリーかと。

兎も角、ヒロインの過去に吃驚。
違う事をいろいろ想像してしまいました（＞_＜ ）
あのまま……だったらどうだったろうか？とか。

疑問点。
ヒーロー、ここで技能を生かしつづけられる仕事があるんだろうか……？
大丈夫なのか？う～ん。地理が詳しくないそのへんよく判らないです(T_T)

タグ：ルース・ランガン ◆サリバン家の女神たち◆ 『仕事相手』

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