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Z-16 サマー・シズラー2005 『真夏の恋の物語』 [◆季刊本/その他]

真夏の恋の物語―サマー・シズラー〈2005〉サマー・シズラー2005 『真夏の恋の物語』
◆邦訳・2005.7.



・『運命を紡ぐ花嫁』 ダイアナ・パーマー    ◆原作・2003.
・『秘めやかな時間』 ヴィッキー・L・トンプソン ◆原作・2003.
・『週末は終わらない』 カーリー・フィリップス  ◆原作・2003.
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2005年夏物語は、夏の定番『テキサスの恋』1作と、燃えるブレイズスピン2作の異色コンビ。
しかも、テキサスの恋はヒストリカルだし……
う~~~ん。
なんでこの組み合わせなの? 売上か?やっぱり売上なのか!? ダイアナなら売れるってことか!?
あ、でも、今回はこの作品のためならこの本買ってもいいなぁ~と思える作品でしたよ?(核爆!)

◆『運命を紡ぐ花嫁』 ダイアナ・パーマー
◇ヒストリカル◇19世紀・アメリカ西部開拓期
ミニシリーズ・テキサスの恋の1作。
シリーズの舞台となるジェイコブズビルの設立ストーリー。
あの人物やあの人物の先祖が登場します(笑・多分。)
ストレートなんだけど気持ちのいい二人の恋物語が素敵vv
発展途上な牧場主ヒーロー・ジョンは自分の牧場まで鉄道を引いてもらうために、鉄道王の娘に下心ばりばりで近づくが……逆に、ヒロイン・エレンの心意気に惹かれてしまう。
も~単刀直入に『きみに近づいたのは牧場まで鉄道を引いて欲しいからなんだ。ぼくと結婚してくれ』ってアンタ……
や、この単刀直入なトコが好きv にっこり笑って受け入れて、嫁いでって開拓しちゃうエレンも素敵v
でも、ヒーローはヒロインをとてもとても大事にするのです(T_T) 真綿で包むだけが愛情じゃない!

西部の風を受けながらにっこり笑って成長して成功していくエレンがとても素敵なお話でした。
んで、これ、ヒストリカルでめでたしめでたしで終わっても何もおかしくないトコがいいんですよね…ほんとにおとぎ話のようですv

◆『秘めやかな時間』 ヴィッキー・L・トンプソン
ミニシリーズ・誘惑への招待の1作。
このミニシリーズ(あとブレイズ発行で2作既読。)設定自体は面白いと思うんですが……設定を生かしきれていると言いきれなくて不満。
本国のほうでは好評だったっぽいですが、日本ではどうだったんでしょう? うぐぅ~露骨すぎるからなぁ(汗)
あ、この作品はその設定がわかりやすくて良かったです(笑)
とあるイベント企画会社のロビーに置かれている『恋の綱渡り』という赤い革表紙の本。それは袋とじになっているページを破ってとっていけるようになっていて……
二人は隣人同士。密かに惹かれあってあるのだが、彼には恋人がいて……やりきれない彼女がほとんど憂さ晴らしにそのページを破りとった時から事体は好転し…?
私はブレイズも楽しめる人なので面白いと思うんですが、万人的にはどうでしょう?表現が露骨すぎかもなぁ~

◆『週末は終わらない』 カーリー・フィリップス
ミニシリーズ・誘惑への招待の1作。
つか、今チェックしてて確かに設定が生きてる事を確認(笑)
でも、やっぱり存在感が薄いかも…<恋の綱渡り
袋とじの目録タイトルは出てくるけど、中身の説明がないから?そもそも中身をヒロインは読んだんだろうか?
今まで流されてきたヒロインの自立物語。
傷心してヒトメボレなうえに引き摺りこんで情事をかまして電撃結婚。
濃い週末でした……

そう言えば、ミニシリーズ中、袋とじの中身の内容に触れられてたのは1作だけだったわ……<『誘惑への招待』

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