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PS-46『結婚と名誉』 ケイシー・マイケルズ/ゲイル・ウィルソン/リン・ストーン [◆季刊本/その他]

結婚と名誉 (ハーレクインプレゼンツスペシャル)『結婚と名誉』
◆邦訳・2007.6.



『勝気な花嫁』 ケイシー・マイケルズ ◆原作・2003.
『面影を求めて』 ゲイル・ウィルソン ◆原作・2003.
『一万ポンドの花婿』 リン・ストーン ◆原作・2003.
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それぞれの『結婚と名誉』をテーマにした競作。
原作のほうも企画として一冊の本で発行されたようです。『勝気な花嫁』は年号が入ってないんですが煽りから『リージェンシー』と打ってあるので摂政期をテーマにしたものと思って間違いがないと思います。
ちなみに、内容に繋がりはまったくなかったので一作一作短編として読んでも問題ありません。

◆『勝気な花嫁』 ケイシー・マイケルズ
それは、自分や家柄の為ではなく、彼女の名誉のために。

手違い?で同じペットで目覚めてしまった二人は引くに引けなくなって結婚する嵌めに。

すごくテンポが良くて軽快な作品。
頭の中で繋がっていなかったのですが(苦笑)シルエットシリーズでも活躍されている作家さんなんですよね。(そして何作かは読んでいるはずだ…)この軽快さにすごく納得がいってしまった(笑)
原作で読むと勝気…と言うよりマイペースっぽいです(笑)ソレを楽しむヒーローww

◆『面影を求めて』 ゲイル・ウィルソン
お金や家柄や名誉やそんなものではなく、今度こそただ、あなたに振り向いて欲しくて。

十二年前のすれ違いのような出会い。再び出会った時も二人は胸に同じ思いを秘めていて……

自分にはすでに彼女を求められないと逃げ隠れようとするヒーローと、たった一度の出会いで運命を感じた彼と今度こそ結ばれたいと願うヒロインのちょっと切なく勇気ある物語。

一作目と三作目が軽快なものなので、ここでぎゅうっと締めてありますねぇ~

◆『一万ポンドの花婿』 リン・ストーン
名誉…めいよ?

あんな男と結婚するのなんか絶対にいや!
あなたなら私と一緒に逃げてくれるわよね?お金は出すわ!

自虐的にぶちぶち自分を苛むヒーローが可笑しいww

原作で読むと腹黒い従兄はホントにいやらしく腹黒く見えますねwww
コミックだとかっこよく描いてあったんですもの~

三作品ともコミック化済みで、それを読んでから原作を読んだのでなんだか感想が偏ってます(汗)
ごめんにゃにゃい。
比較感想は下記追記です。

勝ち気な花嫁 (HQ comics ヤ 1-1)『勝ち気な花嫁』
◆コミック◆山田ミネコ
◆発行◆2009.4.


面影を求めて (HQ comics ミ 2-3)『面影を求めて』
◆コミック◆宮本果林
◆発行◆2008.6.


一万ポンドの花婿 (HQ comics ク 2-2)『一万ポンドの花婿』
◆コミック◆くればやし月子
◆発行◆2008.8.

◇ここから下はコミック化作品との比較感想(笑)◇


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PS-2『モンタナ』 デビー・マッコーマー [◆季刊本/その他]

モンタナ (ハーレクインプレゼンツスペシャル)『モンタナ』
◆デビー・マッコーマー
◆邦訳・2000.4.
◆原作・1997.

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祖父の寿命はあとわずかだと伝える電話にモリーは
人生を変える決心をして愛する祖父の牧場へと向かう…
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困窮する牧場。渦巻くテロ集団の陰謀。彼の謎。惹かれあいつつ契約のような結婚をする二人。愛情深い祖父の……
各所各所で家族の触れ合いがじ~~んと来る物語でしたvv

デビーのお話ではよくあるんですが(笑)ヒロインが親しみやすい欠点を抱えててそれが痛くすぐったいww
彼女はちょっと短気で、勘違いしやすくて、すぐ自分のほうからのみ物事を見てしまいがち。
そんな彼女にもやもやしつつ親近感をww

ヒーローに『そんなことを黙ってるなんて!』と言うシーンなんか、あなたが言わなくてイイって言ったんじゃないか……と。

しかし、ヒーローがあまりにも幸せそうなので見てて微笑ましくてww
人間味溢れながらしかも理想的v
また、まわりのキャラクター達もほんとに物語に溶け込んでいい味出してて……ヒロイン祖父、ヒロイン息子とか…(ヒーローがヒロイン息子を学校でかばう?シーンにはじんわりきました…)

また、テロ集団の正体にも唖然…いや、このネタバレは致命的なのでここまでで。

そして、この物語の二つ目にして最大の魅力は弁護士と娼婦の二人の恋です(T_T)
もう、なんど『彼女は死んでない…死んでない』と胸を締め付けられながら読んだ事か。
本作ヒーローが弁護士のところに『殺人事件の容疑者にされそうだ…ぼくはやっていない!』と訴えにきたシーンの彼の心境のくだり、何度読み返したコトか……

事件が終わった後、弁護士の彼がどうなったかは読んで確認していただきたい……



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PS-28『ふられた花嫁』デビー・マッコーマー [◆季刊本/その他]

ふられた花嫁 (ハーレクイン・プレゼンツスペシャル)『ふられた花嫁』
◆デビー・マッコーマー
◆邦訳・2004.8.
◆原作・1997.

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待ちに待った結婚式を突然キャンセルされた花嫁たち--
絶望に暮れる三人に、明日はやってくるのだろうか?
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性格も状況も全然違う三人のヒロインのオムニバスストーリー。
三人は卒業から十五年後大学の同窓会の直前に各人に思い出の場所であった噴水の前で再会する。
再会を喜び合って…近況を伺いあって顔を見合わせた。
当時、三人とも卒業と直後に結婚予定だったはずなのだ…なのに、三人ともその直前に婚約者に逃げられたと言うのだ!
互いにその過去を打ち明け合うことになり……

読み始める前の予想と全然ちがって肩透かし。
面白い展開だとは思ったんですが…

だって、なんと言うか、二十二歳のヒロイン達…と言うこともあって(相手も同級生だし)展開が青臭い。
私的にはこの話のその後、が、もっと欲しかった!エピローグでさら~と流されて十五年後の現在…なんだもん!ひどい(T_T)


ただ、この話、月刊HQcomic…じゃなくて、ハーレクイン・オリジナルあたりで一話完結四回連載でコミック化とか出来そうで面白いかも。
プロローグ+グレッチェン(80Pくらい)、キャロル(60Pくらい)、マディー(60Pくらい)、エピローグ(80Pくらい)の配分で、エピローグを膨らまして~~
と、妄想してしまったww
ちょっと異色かしら??でも、こう言うのも面白いと思うよ?ハレ社として支持されるならv

作品内容的にはキャロルのストーリーが自分的にヒットでしたvv
真っ直ぐなヒーローでv(でも、押しは弱いwww)
『誰と結婚すればよかったっていうの?』
『例えば……僕とか。』
のシーンで大笑いしてしまったww
(そして、このシーンでヒロインのキャロルが彼のことを『恋人』としてではなくもっと高い次元で大切にしてることが判ってじ~~んと来ましたv)


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A-85『スーパースター』 アン・マカリスター [◆季刊本/その他]

スーパースター (ハーレクイン・アメリカン・ロマンス)『スーパースター』
◆アン・マカリスター
◆邦訳・1987.6.
◆原作・?

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急遽割り当てられたインタビューに渋面。
スーパースターとより、子供達と過ごしていたいのだ。
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タイトル通り、有名人…人気映画の俳優でありディレクターのヒーローと、五人!の子持ちの奮戦シングルマザーの物語。
作家買いをしたんですが、タイトルとあらすじを見た時かなり引いちゃったんですが……
すごく面白かった!

芸能人特有の傲慢さは全くなく!
彼女に惹かれて、少しでも近くにいたくて行動し…焦れて……
五人の子供達もすごく自然で!

ヒロインの気持ちは凄く等身大。
そして、自分のやりたい事に悩むヒーローに対する彼女の対応が……それはもうv

なにより!
彼女といられて嬉しいのに、それを顔に出さないヒーローが凄くいいのよぅvv
ラスト前の旅行の時なんかのたうったww
水疱瘡の子供達のベビーシッターを買ってでた時の彼が堪らないww 自然と父親以上に父親をやり抜く彼とか、ほとんど無意識に末っ子を膝に抱いちゃう彼とかvv
あぁ、上手く書けない……!

しかし、冒頭の『来年には妻と半ダースの孫を~』と言う壮大な伏線にはあっけにとらせていただきましたww

スーパースター (ハーレクイン文庫)『スーパースター』
◆再販◆1999.3.(ハーレクイン文庫)



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W-12 ウエディングストーリー2009 『愛は永遠に』 [◆季刊本/その他]

ウエディング・ストーリー〈2009〉愛は永遠にウエディング・ストーリー2009 『愛は永遠に』
◆邦訳・2009.9.



・『富豪のプロポーズ』 キャロル・モーティマー  ◆原作・2008.
・『天使に魅せられて』 レベッカ・ウインターズ  ◆原作・2008.
・『ウエディングは逃避行』 メリッサ・ジェイムズ ◆原作・2008.
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2009年のウエディングストーリーは便宜結婚3作。
優しくて心温まる作風の作家3名による契約結婚ものの競作をお楽しみくださいv(意図されてるのかな?原作も抱き合わせだ~) も~3作ともすごく良かったです~vv 

ちなみにこの本は日本のハーレクイン社30周年企画『ミスターハーレクイン』による表紙本。本作表紙を飾るのはMr.ロイヤルのヴァンソン。表紙の折り返しにはメッセージつきです。
機会がありましてヴァンソンからサインを頂いております(笑)本を開いての内表紙にv 本名で書いてもらったのでこっぱずかし~い(ソレが普通だww)

◆『富豪のプロポーズ』 キャロル・モーティマー
ちょっと複雑な関係の契約結婚もの。
ヒーローの元妻とヒロインの元夫は不慮の事故で亡くなる前、不倫の末駆け落ちをしていた。
二人自身はすれ違うことがなかったものの、度重なる面会時に子供同士が仲良くなっており、憂慮の事態が持ち上がったとき、ヒーローの頭の中に浮かんだのは彼女の存在だった……

ヒロインがとても素敵な女性で!そんな男(元夫)に踏みつけにされていたのが悔しいくらい(笑)
ヒーローが惹かれるのもヒーローの脅威が納得しちゃうのもすごくよく判るんですよw (ラストの『脅威』の扱いが(笑))
なので、ヒーローが惹かれていく様が楽しくてvvそして二人のすれ違いっぷりが堪らないv

残念なのは二人の子供たちの描写があまり盛り込まれていなかったことかな~
二人にとってとても大切な位置を占めている子供たちなのに…ヒーロー娘なんかほとんど登場しなかった……
これが短編の限界なのかもですが(汗)

◆『天使に魅せられて』 レベッカ・ウインターズ
ヒロインは支援ホームで出会った…まだ少女といっても過言ではなかった女性の遺児を養子にするために、遺児の父親がいるかもしれない牧場へとたどり着いた。
ヒーローはようやく更正したと思った末の弟を亡くしたばかりで、その葬式の日に彼女と巡り合う。弟の残した子供を引き取るために彼は……

畳み掛けるような展開と二人の心情と辿り着く結論がすごく気持ちよくて!
だまされちゃう廻りがvv

展開が私が大好きな『薔薇色の明日』を髣髴とさせて…ちょっと悔しくてちょっとときめいたw

残念だったのは~
結局ヒロインの体のことはどうなったのかが中途半端で判らない~~!希望を持たせるなら、そこがまるっと収まっておいて欲しかった!

◆『ウエディングは逃避行』 メリッサ・ジェイムズ
ヒロインの父はスキャンダラスな人生を生きてきたロックミュージシャン。そんな彼が命にかかわる病気に犯されていたことが判明した。父の養生のために何よりも必要なのは『絶対安静』。でも、今のままではマスコミがそうはさせてくれない…!
マスコミの意識を父からそらすためにヒロインが取った手段とは、何かと話題なもとメンバーとの偽装結婚。彼を説得させるために彼女は……

ヒーロー片想いものっ!あぁ!このじれったさが堪らないvv もう10年以上、出会ったときから彼女に夢中だった彼の心理状態がソレはもうがけっぷちで(笑) 盛り上がる彼の気持ちが迫ってきて!
それだけでも満足でした…v なんですが、ヒロインのソレまでの生活環境とか、二人の気持ちのまとまり方とかラストへ向かっての展開とかもとても素敵で!読み終わったときうっとりでしたよ~v



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PS-49『結婚はあなたと』 シャロン・サラ/マリー・フェローラ/ビバリー・バートン [◆季刊本/その他]

結婚はあなたと (ハーレクイン・プレゼンツスペシャル)『結婚はあなたと』
◆邦訳・2007.12.




・『奇跡の花嫁』 シャロン・サラ       ◆原作・1999.
・『天使にプロポーズ』 マリー・フェローラ ◆原作・1999.
・『秘書の告白』 ビバリー・バートン    ◆原作・1999.
====================

この作品集、多分本国では世紀末(ニューセンチュリーイブ)ウェディング特集だったのではないかと思われます。
やたら大晦日の結婚に固執してるし、発効日は1999年だし。
そういう意味ではシリーズの旨みは減ってる(逆になんでまた大晦日に固執?となりそう~)かもしれませんが、それを抜いても人気作家さんの短編三作、明るくて楽しくてvvな一冊でお気に入りですv

あ、それと、共通点として雑誌『プロミネンス』誌の記事を読んで~と言うのがありますね

◆『奇跡の花嫁』シャロン・サラ
結婚はしたい気持ちはあるものの独身生活の気に入っていたハリィは、妹達からの誕生日プレゼントで2週間観光牧場ですごすことに。妹達の狙いはかっこいいカウボーイ!
とはいえ、そんな出会いなど期待していなかったハリィだが、牧場主のジェイク・ミラクルに一目で心を奪われる。客に目を留めたことなどなかったジェイクもハリィの事が気になって仕方なく……

可愛いヒロインと可愛い(笑)ヒーローのお話でうきうきしながら読みましたv
味付けがね、良いんですよv
冒頭のヒロインの甥&姪のけんかに爆笑しちゃったし、ラストのヒーローとヒロイン家族の会話にはがつんとやられてしまったww

◆『天使にプロポーズ』 マリー・フェローラ
KCは足を骨折した姉の看病で住みこみの看護師をしていた。退屈していた姉は、公園にやってくるシングルファーザー達と妹の出会いを仕組み……

こちらも可愛い感じのシングルファーザーものかと(笑)
ヒーロー息子も可愛いんだけど、ヒーローの職業がなんとも言えなくてww

“独身パパの会”(ヒロイン姉仮名)のメンバーが実は言い味出しててお気に入りですww
彼らの話は……ないと思います。

◆『秘書の告白』 ビバリー・バートン
ベニーは5年前に雇われた時から社長のホルトに恋をしていた。
だが、どんなに努力しても彼は彼女を優秀な秘書であり親友としかみてくれない。
もう彼の事は吹っ切ろう…そう決めて行動を起こしかけた時、彼の結婚計画を知りその状況を逆に利用しようともちかけ……

幸せの青い鳥は目の前に。

二人のジレンマがうずうずと面白かったですvベニー、いつばらすの~~っとどきどきしていたら結局…(笑)
ちょっとヒーローを蹴っ飛ばしたくなりますけどねww



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X-26 クリスマスストーリー2008 『聖夜の贈り物』 [◆季刊本/その他]

聖夜の贈り物―クリスマス・ストーリー2008クリスマスストーリー2008 『聖夜の贈り物』
◆邦訳・2008.11.



・『旅路の果てに』ペニー・ジョーダン ◆原作・2007.
・『愛に救われて』ヘレン・ブルックス ◆原作・2007.
・『診療所の天使』キャロル・ウッド  ◆原作・2007.
・『大尉の花嫁』ミランダ・ジャレット ◆原作・2007.
====================

2008年のクリスマス・ストーリーは何故か?三冊発行。そのうちの一冊がこちら。
4作目の『大尉の花嫁』は18世紀のヒストリカルなんですが、他の三作は…コンテンポラリーじゃなくて…なんて言えばいいの?(笑) 大体今から100年前くらいの設定の物語になります。三作とも。
多分、日本で言うと明治維新~文明開化の頃のお話のイメージでいいと思う(笑)
意外とこの時代設定良かったですvv すごく純粋で一生懸命な感じがvv でもヒストリカル作品ほど掛け離れてなくてv
ちなみに、共通項は救貧院がどれだけ酷いところか…でした(コレで同じような時代だと納得)

◆『旅路の果てに』 ペニー・ジョーダン
未亡人のマリアンは子供を連れて夫の故郷へと帰ってきた。夫の遺言を果たすために……
だが、その前に職と住むところをみつけなければ二人して道倒れてしまう。目的地はベルフィード・ホール。そこでマリアンは噂とは違う主人を見ることになり……

マリアンの思惑が最後までわからなくてどきどきでした!いや、強調されてるわけじゃないんですが、何か思惑があるのよね~っと思っていたら……で。
それより、子供とマリアンが生きていけるのかがはらはらだった(汗)

それがわかったあとの二人のやり取りが~!(でもその前までのヒーローは判り辛い男だった…)

◆『愛に救われて』 ヘレン・ブルックス
19世紀末(1899年なんかもう20世紀でイイ…)
この短編集の中でこの作品が一番好き~vv
両親が相次いで亡くなり、18歳の身で4人の弟妹を養育していたコニー。だが、根をつめ過ぎた彼女は工場からの帰り道で倒れてしまう。そこに居合せた農場主のルークは、どこかほって置けないものを感じて彼女達を地所に住まわせ仕事を与えたのだが……
ヒロイン達がすべての事に感謝して一生懸命でまわりを魅了してゆく様が気持ち良いvヒーロー母なんか最初はすごく渋ってたのにww
多分年の差と自分自身の心の傷からヒロインに惹かれまい惹かれまいとするヒーローがなんともw
でも、手を差し伸べずにはおれないのよね~vv
そして九死に一生を得た末のプロポーズ!(だけどこの時廻りの人は…?という疑問点がw)
じれったくてほんわりした素敵なお話でしたv

◆『診療所の天使』 キャロル・ウッド
20世紀初頭。
ヒロインは場末の診療所の看護師。働き者で慈悲ぶかく…路頭に迷って診療所に駆けこんで来た三人の子供の面倒を見ている。
そんな彼女の診療所に診療所の唯一の医師の甥が訪ねてくる。医師の健康を心配して彼が入院している間の代理として……
唯一の看護師と代理医師である二人のやり取りが楽しい(って言って良いのかな?)民間療法と化学療法の狭間で釣り合いをとるところなんか、おぉ!
ヒーローが流されるように今までの考え方を変えないところなんかは唖然~でしたが(汗)彼女を愛しているのではないの?愛しているだけではどうにもならないと割り切っているの?(その辺謎だった)

ラスト、二人のやり取りよりも養子となる三人の子供達の展開が涙涙でございました(T_T)
てゆーか、三人とも良い子ばかりで!それにヒロインが加わってあったか~い話に仕上がっておりましたv

◆『大尉の花嫁』 ミランダ・ジャレット
18世紀ヒストリカル。ナポリ(主役はイギリス人)
物語自体もちょっと毛色の違う作品なんですが、本作、ヒロイン二十一歳、ヒーロー二十三歳と他の作品に比べなんとも若々しいカップルでございましたv
ただ、背負っているものが重いので青臭さはないですね~(ヒロインは若年寄だしw)ただ、ヒーローが純!まっすぐで可愛くてvv

屋敷で出会った考古学者のヒロインにひとめぼれ!まわりの誘惑に揺れもせずうっとり(笑)ただ、仕事は仕事できちんと割り切って対応するので気持ちいいv間違ってたらちゃんと対応するしv
はじめてのパーティーでどきどきするヒロインと、ドレスアップしたヒロインを見てなんだか可愛らしい独占欲を発揮する様とかvv
そして二人の背景故に揺れる心が見事!
ただ、ネルソン提督とレディ・ハミルトンの関係は史実?ちょっと説明不足だったのですが、史実なら納得。(勉強不足ですいません(汗))

ただ、ラスト。彼らが無事イギリスに帰れたのか、その後二人がどうなったのかわからなくてすご~~くじれったい~~!




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