『パンドラの海』 碧ゆかこ

『パンドラの海』
◆コミック化◆碧ゆかこ
◆原作◆テッサ・ラドリー
◆発行◆2010.6.



幼い頃から厳格な寄宿舎学校で育てられたパンドラ。
彼女は出会ったばかりのギリシアの海運王ザックから熱烈な求愛を受け、キュリアコス家の一員となった。しかし幸せの絶頂で迎えた初夜のあと、彼女はある噂を耳にする。“キュリアコス家の嫡男は伝統を守るためヴァージンを妻にしなくてはならない”
彼は私を愛していたわけじゃなくて、処女なら誰でもよかったんだわ! そしてザックも知ってしまった。20歳の若きキュリアコス家の花嫁の過去の一夜の過ちを…。
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ギリシアの富豪の３人の従兄弟たちの物語…ミニシリーズ、『真夜中の億万長者』の３作目。（最終話）
直系の長男で、跡継ぎのザックの物語。

ヒロインの年齢とか性格とか、なにより展開自体があまり『ハーレクインらしくない』話かもしれません。（要素はとってもハーレｗ）
でも、それゆえに３部作の中では一番のお気に入りです♪
こういうちょっと変わった展開のお話が採用＆展開されるのもミニシリーズの魅力であると思うからですｖ

ちょっと読み疲れたな～と言うときにチョイスすると新鮮でよいかとｖ

ヒロインのある意味突拍子もない言動に振り回されちゃうヒーローが楽しいｖ本気で怒るんだけど憎めないのよねぇｗｗ
これから彼女に知恵がついたらしっかり尻にしかれそうですｗ（でもそれをすっかり楽しみそうな気もしますがｗ）

諸悪の根源が一緒だったと言う事実がすかっとするようなもやっとするような。
あぁあぁぁぁ！何でこんな男がもてるんだよ！！

この作品の後ぐらいから、碧先生のキャラクター表現の幅が広がった気がして、その点でもお気に入りな作品ですｖ

『パンドラの海』
んでもって原作。未読。
◆発行◆2008.8.

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